プロフィール
身長 | 164cm |
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スリーサイズ | B95/W63/H89 |
好きなもの | 甘いもの |
嫌いなもの | 刺激物 |
声優 | 遠藤綾 |
概要
物語当初より〈ラタトスク〉に所属している解析官である、二十歳くらいの外見の女性。年齢は不詳だが本人の発言を鵜呑みにすれば三十歳以上。
琴里の部下だが、どちらかというと保護者のような立ち位置。士道の学校にも彼のクラスの副担任として潜入している。
どういう訳か重度の寝不足を患っており、目の周りには常に深い隈がある。その為かいつもふらついており、覇気がない。
時折天然ボケ的な言動はあるものの、ボケ過剰の〈ラタトスク〉内では比較的常識人で、よく他人をフォローする発言をしている。
琴里からの信頼も厚く、番外の小話では(結果的に)他人の頼みを引き受けたりと、結構面倒見の良い所を見せている。
裸眼で軍服、あるいは眼鏡を掛けて白衣姿のことが多く、いつも年季の入った傷だらけのクマのぬいぐるみを持っている。
どうやら厳密には不眠症では無いらしく「“その時”が来るまでに眠りたくても眠るわけにはいかない」とも発言している。
また、士道のことを何故か“しんたろう”という間違った名前で認識し、「シン」という名前で呼んでおり(他の登場人物はちゃんとした名前で呼んでいる)、訂正する気は甚だない模様。
その素性には謎が多く、使えばもう後には引けないなんらかの戦闘手段を有する模様。
ある話ではDEM社の〈バンダースナッチ〉に襲われるも、騒動が一段落した後にその残骸と無傷の本人が発見された。
機械で観測するまでは誰も存在を知り得なかった万由里の〈ケルビエル〉に対し、その機構の本来の名称かと思われるシステム:ケルブの名前を知っており、真那の体に秘密裏に施されていた魔力処置を見た時はDEM社に対しては明らかな怒りを露にしている。
また、ヴァイオリンの腕はプロ級だったり、丁度マイナーな外国語を複数話せたりと物凄いハイスペックな人物だったりする。
なお、本人曰く過去に唯一心から本気で恋した人物がいるというが…?
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以下、16巻及び物語の核心に迫る重大なネタバレに付き閲覧注意‼
狂三が死と絶望のループに抗う中、助言しようと接触してきた〈ファントム〉。
だが、狂三は情報を得たことで〈ファントム〉を敵と断じて攻撃、ノイズを剥がして見えたその真実は村雨令音のものであった。
落ちる地獄なんか無いと言わんばかりに狂三に相手の時間を根こそぎ奪い取る影へ飲み込まれが、その後も士道達の前に何食わぬ顔で現れている(ただしその時にフラクシナスにいた琴理は、僅かな違和感を覚えている)。
その正体は原初の精霊・崇宮澪その人。
令音としての姿はかつて恋焦がれ、自分を守るために命を失った崇宮真士を自身の力で再誕させた存在である士道を永劫に近い命を得て自身と共に歩む存在へと昇華させ永遠の恋人にする下準備が終わるまでの間(全ての霊結晶を士道が封印するまでの期間)、傍で見守る為の仮の姿であった。
ちなみに謎の精霊<ファントム>はいわば彼女の半身であり、いわば狂三が天使<刻々帝>の【八の弾】で生み出した分身体の様なものであり(本人が言うには厳密にはニベルコルに近いとの事)、2人が別々の存在として行動出来ていたのはそのため。
ちなみにどちらが本体で、何方が分身体なのかは今の所分かっていない(おそらく真士からもらったクマのぬいぐるみを持っている方が本物かもしれないが)。もしかすると十香と反転体と化した十香の関係と同じく、何方も彼女自身なのかもしれない。
その後の展開や詳しい詳細についてはこちらで。