曖昧さ回避
- フランス北西部で起きた“ランの奇跡”に記される蠅の王にして悪魔王サタンの片腕を務める魔王ベルゼブブが人間の女性ニコール・オブリーと交わり生ませた、或いは彼女の悪魔祓いに集まった聖職者の子供の名前。
- 小説『デート・ア・ライブ』の登場キャラクター→本項で解説。
プロフィール
「わたしは一にして全、全にして一つ」
概要
初出は16巻。
魔王<神蝕篇帙(ベルセバブ)>の能力の1つなのだが、便宜上、ここで解説する。
所謂強化戦闘員的存在で、所詮は贋作であるため、本家の精霊たちには及ばないが、強大な力を秘めており、さらに<神蝕篇帙>から無尽蔵に生みだされるために、いくらでも替えが利く事から自身の生命に対しては無頓着であるが自我は持ち合わせているようで、生みの親(?)であるウェストコットを“お父様”と呼び慕っている。また、小悪魔的な性格の持ち主。
なお、人工精霊である鞠奈と同じ容姿をしているが、これは元々鞠奈が(おろらく)嘗てDEM社が捕えていた二亜の反転体としての力を解析して<ニベルコル>を再現して生み出された存在である為だと推測されるが、詳細は不明。
戦闘時は紙飛行機や折り鶴といった形にして攻撃する事の出来る<神蝕篇帙・頁(ベルゼバブ・イェレッド)>という名の古びた紙(どちらかといえば折紙?)を使用する。また、これを何枚も重ねる事で鎧の様にして防御することも可能。
ただし、元々が<神蝕篇帙>から誕生した存在であるため、本来の持ち主(?)である二亜と根本的な所で繋がっているようで、彼女の士道に対する好感度が高いと彼のキス(投げキッスでも可能)で簡単に消滅してしまう弱点(なのかは微妙だが…)があり、さらに一にして全、全にして一の群体精霊である為に、士道にキスされたと認識した個体も消滅してしまう。
ちなみに鞠奈の纏っている疑似霊装とは微妙に形状の異なる霊装「禁呪霊装・二番・片(カイギディエル・イエレッド)」を身に付けている(鞠奈の疑似霊装よりよりも露出度のたかい簡易版)点と、瞳の色が青い部分(17巻で判明したカラーリングから判明)が、彼女との相違点であり見分け方である。
関連タグ
神蝕篇帙 アイザック・ウェストコット 或守鞠奈 デウス・エクス・マキナ・インダストリー デート・ア・ライブ