概要
サソリのワームで、本編開始の1年前に神代剣の姉・美香を殺した。それ以来剣はスコルピオワームを仇として狙っており、ワームと戦っていた。
武器は両腕のクローと伸縮自在の辮髪。肉弾戦ではカブトと互角以上に戦う。
辮髪の猛毒には洗脳能力があり、カッシスワームを洗脳させ、屈服させている。
カブトに執着を抱いており、最終決戦では1対1のタイマン勝負を挑んだ。
最期はハイパーカブトのマキシマムハイパータイフーンを受けて敗れる。
ゲームにおいて
放送当時発売されたプレイステーション2用格闘ゲームでは、使用可能キャラの1体として登場している。
本編で死亡する前に開発されたソフトである為、ストーリーモードでは原作と異なる形でカブトに倒されている。
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以下は、物語のネタバレを含みます。
仮面ライダーサソードこと神代剣の正体で、本物の剣は姉と共に殺されている。(スコルピオワームとしての姿は仮面ライダーサソードの実質的な最強フォームでもある)
しかし、殺される寸前に剣がワームに対する激しい憎悪を抱いた為、剣に擬態した際にワームとしての自覚が失われ、自身が剣だと思い込んでしまう。
しかし、闘争本能が昂ぶったり、サソードのライダースラッシュを発動することで、スコルピオワームに戻るようになったが、剣に戻った時はスコルピオワームとしての記憶は残っていない。
実は初登場回の次回でワーム態に変貌している。じいやは現在の剣の正体を知っており、中盤では加賀美新も剣の正体がワームだと知る事になる。
物語終盤、カッシスワームとの戦いの後に彼の能力で強制的にスコルピオワームに変貌させられ、自分が姉を殺したスコルピオワームである事を知ることになる。
剣は絶望し、苦悩の末自身を含む全てのワームを根絶する事を決意する。『全てのワームの頂点に立つ男』と称し、カッシスワームを洗脳、散り散りになっていたワームを一箇所に集める。
そして天道と交わした密約の下、ハイパーカブトのマキシマムハイパータイフーンを受け、ワーム諸共倒された。
最期は剣の姿に戻り、神代家にてじいやに看取られながら永遠の眠りにつく。
亡くなった日の彼は、かねてからアタックしていた岬祐月との初デートを控えていた。岬との恋は悲恋に終わってしまった。
「ねえ、じいや…」
「なんで、ございましょうか?」
「眠ってもいいかな…?」
「えーえー。何も心配することはございません。じいがずーっと、傍にいますから」
「ありがとう、じいや」
関連項目(ネタバレ)
ソラ(ファントム)…同じく、人間としての人格が怪人側の人格を上回った者繋がり。ただしこちらは、最初から怪人であることを自覚していた。