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坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの編集履歴

2018-12-29 20:29:36 バージョン

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

ぼうずにくけりゃけさまでにくい

その人や物を憎むあまり、それに関わるすべてのものが憎くなることのたとえ。

概要

お坊さんを憎いと思うと、坊さんの着ている袈裟まで憎いと思えるようになることから。

袈裟とは僧侶が左肩から右脇下にかけてまとう布状の衣装のこと。

なお英語にも似たようなことわざがあり「彼の踏む地面まで憎い」を意味するTo hate the ground he treads on.がそれにあたる。


詳細

これには怨みへの戒めが込められており、怨みの念をずっと継いで怨みを引きずると、ますます大きなものに膨れ上がってしまい、怨みの対象が何をしていても憎いと感じたり、対象に関わりあるもの全てにも憎いと感じる病のような状態となるとして、そうした心の状態を指したでもある。


怨みを引きずらないようにするには、念を継がないようにすることが大切で、手放せなければ放っておくようにし、時間の経過と共に薄らいでいくのを待つようにすることが有効であるとされている。


いつまでも引きずっているのはその怨みに縛られているということであり、その状態ではいつまで経っても自由は訪れないとされる。


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