概要
『月曜日のたわわ』とは、漫画家の比村奇石氏によって、2015年2月23日(月曜日)からSNS「Twitter」上に毎週公開されているイラスト群の総称である。
ここで用いる「たわわ」とは、女性の胸の豊かな様子のこと。
同人誌
2019年1月現在、計7冊が発行されている。
内容は、Twitterに上げられたイラスト集(時には上方修正されていることも)と、特にクローズアップされたキャラクターをメインに据えた描き下ろしの短編漫画。ヒロインと相手役の男性キャラクターの馴れ初めが描かれる。
コミケでは本編の他に別冊のおまけマンガ『月曜日のたわわ+α』『月曜日のたわわ そのII+α』~『そのIV+α』(いずれも会場限定)が頒布されている。
登場人物
多様なキャラクター、シチュエーションが描かれる中で、次第に特定のキャラクターが人気を集めるようになり、描き下ろされた短編漫画を通じてその人となりもうかがえるようになっていった。あるイラストでメインだったキャラクターが、他のイラストに脇役で出演していることも少なくない。特に名前などは設定されておらず、それぞれの特徴や属性に由来する呼び名がつけられている(下記参照)。
または「編込みちゃん」。制服姿で登場した高校生。委員会の都合で月曜日だけお兄さんと同じ時間の電車に乗って通学しており、ある一件から親密になる。早い話が交際中。初期から登場している『月曜日のたわわ』の看板ヒロイン。
お兄さん (CV:間島淳司)
アイちゃんとの週に一度の交流に癒されつつ、毎週頑張って仕事している会社勤めの青年。他の男性キャラクターと同様に、目元は描き込まれていない。
バレー部ちゃん (CV:石上静香)
明朗快活を地でゆく、アイちゃんの親友にして作中でのセクハラ担当。イラストでもよくじゃれ合っている。
後輩ちゃん (CV:茅野愛衣)
3冊目で表紙を飾った指導係の男性社員を「先パイ」と呼び慕う新入社員。右目下の泣きボクロが色っぽい、期待の新人(作中でもメタ的にも)。
自分ではしっかり者のつもりで、実際に仕事ぶりも優秀だが、先パイに完全に気を許しているせいもあってか彼の前では特に隙が多くなり、いろいろと心配されている。先パイと一緒の時にしか飲み会には顔を出さず、酔っているとしょうもないギャグをかます。学生時代から周囲に助けられてばかりなのを気にしており、しっかりして頼られたいのだそうだ。
先パイと共に、アイちゃんやお兄さんと同じ駅を利用しており、互いのイラストにしばしば顔を出している。
先パイ (CV:内匠靖明)
後輩ちゃんの指導を任されている先輩社員。
彼女の能力や人間的資質については評価している一方、目につく隙の多さ、ガードの緩さが心配で仕方がない。指導役としての確たる自負によって、後輩ちゃんを女性として意識することのないようつとめてきたのだが、仕事で少々飲み過ぎた日の翌朝、自宅には自分のワイシャツを纏った後輩ちゃんの姿が……。
猫を飼っている。
前髪ちゃん
大学生。長い前髪からのぞく少し気だるげな瞳が印象的で4冊目から登場。比村氏が「無制限(ノーリミット)」を念頭において登場させた『月曜日のたわわ』第三の女。
実家に母が連れ込んでいる男の視線に辟易しており、大学への進学を機に、一途にアプローチを続けていたセンセの家へと転がり込んだ行動派。高校生時代は非の打ち所のない優等生だったのだが、センセ宅ではほとんどシャツ一枚で過ごしている。高校ではテニス部に所属しており、ダウナーな外見に反して運動能力は高い。
後にセンセと結婚、新婚さんになった。そして2018年末に発売した7冊目では・・・
センセ
前髪ちゃんの手練手管をかわしつつも、顔を覆ってため息をつく程度には意識させられてしまっている高校教師。彼女が卒業したことで少ししんみりしていたが、年度変わりとともに自宅へと訪問してきた前髪ちゃんの最後の一押し&計略でとうとう陥落。急に増えた同居人のせいで騒がしい日々を送ることになる。
ジト目ちゃん
初期から登場している神社の娘の高校生。和装の支障になる胸にだいぶ苦労している。7冊目で表紙を飾る。同じ神社で神職に務める眼鏡をかけた青年とそれなりに親しい・・・どころか許嫁であることが判明する。
安里ちあ(チアちゃん)
高校生アイドル。野球強豪校のチアリーディング部に所属。5冊目で表紙を飾る。幼馴染の青年と良い感じの仲。
WEBアニメ
2016年10月からWEBアニメが始まった。