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むこうぶちの編集履歴

2019-01-26 23:03:46 バージョン

むこうぶち

むこうぶち

雑誌『近代麻雀』で連載している麻雀漫画。

『むこうぶち 高レート裏麻雀列伝』は漫画:天獅子悦也、協力:安藤満(後にケネス徳田)による麻雀漫画。掲載誌は「近代麻雀」。


概要

 1980年代を舞台に、高レート賭麻雀の世界で人外の強さを誇る美青年・と、彼に敗れる者たちを描いた作品。

 物語の多くは傀の対局者や傍観者の視点から描かれ、傀は正体不明の強者として登場する。

 傀が相手に決定打を与える際に発する「御無礼」の決め台詞でも知られる。


主な登場人物

麻雀にかけては文字通りの「人の姿をした鬼」。信じられないような役満を連発して完勝することもあれば、一度もトップを取れなくても2着キープでトータルで勝つこともあるなど作中では無敵。それでいて場の空気を読み、気づきにくいお茶目をやらかす一面も。

  • 安永萬

全雀連六段のプロ雀士。おそらく傀と最も多く卓を囲んだ人物で、同卓した傀の邪魔にならないよう2着キープに徹する。ただ、傀も「あなたは麻雀で沈む事はないでしょう」と彼の腕前を認めている。

  • 水原裕太

むこうぶちにおけるもう一人の主人公。全雀連のビッグタイトルを掴むも「ラッキートップ」という陰口に激昂して暴力を振るってしまい、全雀連を追放される。その後同卓した傀に魅せられ、各地を転々としながら裏の麻雀に興ずる。定職にはついていない。

  • 多河巧典

元暴走族で安永の後輩。若手プロが参加する勉強会「青龍会」の長を務める。普段は実家の中古車ディーラーを手伝っている。

  • 及川勝依

大企業グループの会長にして自称「傀のタニマチ」。裏では政界のフィクサーとも噂される人物だが実態は傀を「儂のアイドル」と照れもなく言い切るキュートなお爺ちゃん。

  • 江崎明彦

悪徳不動産屋。華僑・劉の自宅での裏麻雀で傀と戦い惨敗したが、借金返済のための不法移民引き渡し業を3年続け再び陸に上がってきた。卓上でのツキの無さを精度の高い捨て牌読みで補うその実力は傀に匹敵する。

  • 三橋秀俊

通称「上野(ノガミ)の秀」。赤牌入りの麻雀を得意とし、傀の領域に踏み込んだ数少ない人物の一人。倉庫破り・窃盗など生きるためなら何でもする小悪党だが妙な愛嬌があり、作中でも人気の高い人物。


映像化作品

 2015年8月現在、アニメ化はされていないが、Vシネマが12作作られている。

 全12作に共通して出演するのは袴田吉彦(傀)とガダルカナル・タカ(雀荘「東空紅」のマスター)の2人、他に高田延彦(1~8)、及川奈央(1~8と12)等も出演している。

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