概要
静岡県出身のお笑いタレント。1956年12月16日生まれ。本名:井口 薫仁(いぐち たかひと)
自称「さわやかなヨゴレ」。夫人は元福岡放送アナウンサーの橋本志穂。
特に定職に就くこともなく、親の伝手で板前修業をしていたのだが、その後知り合いの縁で最初は「芸能事務所の手伝い」という名目で上京したところ、なし崩し的にほぼほぼ騙されるような形でタレントとして所属させられる。1人ではどうしようもないと思い、地元の後輩で、その進路を心配していたつまみ枝豆を「東京観光に遊びに来いよ」と呼び出し、そのまま相方として事務所に所属させ、「カージナルス」を結成。お笑いスター誕生などで知名度を上げたり、台湾でドリフの偽物をやったりしていたが、テレビ局のプロデューサーと揉めて干される。その後、2人で経営していたカラオケスナックに入り浸っていた芸人の伝手でビートたけしと知り合い、軍団入り。
余談だが、タカの家族は基本的にリアル・アウトレイジな感じなようで、兄は指の本数的に「バルタン星人」と周囲にネタにされていた。実際、NHKからファミリーヒストリーの依頼があった際に、タカ本人は快諾したのだが、NHK側から「反社会的な方面にどうしてもつながるので、申し訳ないがなかったことに」と言われてしまったらしい。
たけし軍団の中心的存在。ビートたけしからの信頼も厚い。タカいわく、「たけしさんはボケで、軍団は東を始めみんなボケ。ツッコミが俺しかいない」からであるとか。
たけしが暴走を始めた際、タカが止め、さらにスリッパで頭を叩くというのは完全なお約束。
役者、司会者、歌手、コメディアン、その他なんでも器用にこなす、まさにテレビタレント。下ネタばっかりでお馴染みたけし軍団だが、タカはNHKにも出入りしている。また、高学歴タレントを圧倒する知識も持っている。
軍団の中では鬼軍曹やクレイジーとされるダンカンとはまたちょっと違う方向で怖い存在なようで、水道橋博士的にはつまみ枝豆よりもタカの方がヤバいそうだが、結局、コンビ揃って「いざとなったら何するか分らん人」らしい。
また、若いころはものすごく女癖が悪かった(義太夫以外ほとんどそうだが)。
芸人として、人間としてのたけしに心酔しきっている人間のひとり。
なお、妻との結婚式では、妻がSMの女王様、タカはパンツ一枚に首輪という破天荒なコスプレで行った。