概要
1958年6月1日生まれ、静岡県出身の芸人。所属する株式会社TAP(旧・オフィス北野)の代表取締役社長も務めている(2018年11月より)。
ビートたけしに心酔しており、彼の出演番組や映画にも多数出演。たけしの弟子によって構成されるたけし軍団の古株としても知られる。
同じくたけし軍団の一員であるガダルカナル・タカは先輩にして幼馴染であり、後に(芸能事務所の社長に騙されて上京し、所属する羽目になった)タカに(同じような手法で騙されて)東京に呼び出され、お笑いコンビ「カージナルス」を結成。またたけしの弟子になる前は、台湾で偽ドリフターズとして客を騙していた過去もある。その際の芸名は「ポポ」。この時点で割と知名度があったのだが、テレビ局のプロデューサーに盾ついてコンビ揃って干されていたのだが、2人で経営していたカラオケスナックに入り浸っていたメンバーの伝手でビーとたけしと知り合い、軍団入り。
師匠のたけしと共に自身も霊感が強いようで、近年では怪談タレントとしても活動。
まあ、妻の江口ともみ(彼女もTAPに所属)の稼ぎの方がずっと大きいのだが。
元相棒のタカに比べ、ギャランティーが安いことを自虐的にネタにすることも多い。
『北野ファンクラブ』などのコントでは、ジジイに扮し、悲惨な目に合うことが多い。
たけし軍団一凶暴な男とも言われている。今でこそ普段は温厚だそうだが、かつては暴走族や右翼団体に加入しており、その頃に逮捕されたため前科持ちである。それもあるのか、東国原英夫や浅草キッドは殺意を感じたことがあるという。
1986年にたけしや軍団員らが起こした「フライデー襲撃事件」には参加していなかったのだが、(これについては、前述した経歴を知っていたたけしが枝豆に伝えなかったと、長らくファンの間でまことしやかに囁かれていたが、後年キドカラー大道(元タレント、当時たけし軍団セピアに所属していた)の語るところによれば「単に電話がつながらなかっただけ」との事である)果たして彼が参加したらどうなっていたのか……。少なくとも彼の語る怪談より怖い事態になっていたことは想像に難くないだろう。なお、連絡が付かなかったという話はガタルカナル・タカの著作にも書かれていることから、「意図的に連絡しなかった」という話は完全に一人歩きの噂のようだ。
実際、事件後に枝豆が単独でフライデー編集部への報復を企図していたものの、これを予見していたたけしが留置場から「絶対に動くな」と厳命し、事なきを得たそうである。