ファングタイガー(ゾイド)
ぞいどのふぁんぐたいがー
その他の同名のキャラクターについては、曖昧さ回避の記事を参照。⇒ファングタイガー
概要
サーベルタイガー種の希少なゾイドで、トリケラドゴスのような暖色系の装甲を持つ。「虎に翼」を体現したかのような背中のツインドファングも特徴。また、本能を開放すると、咆哮と電撃で周囲のゾイドを怯ませたり、水蒸気のような煙幕を放出できる。ファングタイガー固有のものかは不明だが、アニメではベーコンが「本能極限解放」なる更なる切り札を発動させ「猛虎激烈牙」を繰り出したが、この状態では(状況が状況だった事もあってか)攻撃する度に装甲が破損していた。
「吼えろ!ファングタイガー!俺の魂と共に!!」
パワーを活かして敵に単騎突撃し蹴散らす戦闘形態を取るゾイドで、1000体のゾイドを相手に闘い切るパワーを持っている。本能開放技の虎振(とらぶり)は、は背中から二本のツインドファングを剥き出し、低く構えた姿勢から前方に振り降ろして敵を両断、更には1000万ボルトの電撃を発射する。
強大な電気を蓄積していたファングタイガーの骨格は磁気を帯びており、冒険者の方位磁石に偶然反応し発見されたという。
アニメでは
アニメではシュプリーム団のリーダー・ベーコンの相棒であり、ワイルドライガーに引けを取らない戦闘力を持つ。時速200km/h以上の速度で走行可能。また、ライガーに攻撃されても激昂しないばかりかその後も両者共に居るなど、落ち着いた性格をしている。ちなみにソースの発言を元にすると、ファングタイガーに傷を付けること自体が驚くべきことらしい。
オニギリ曰く「ファングタイガーにおいても桁外れ」とのことで、尻尾の打撃のみでラプトールをフリーズさせ、ギャラガー専用のギルラプターとも互角に渡り合い、デスレックスを相手にしても(本能極限解放使用込みと仮定して)引けを取らない程である。
スラム街の浮浪児だった幼少時のベーコンと初めて出会ったのはジャンクヤードのような場所であり、タイガーとの絆を結ぶのに苦労していたベーコンを助けたのが、何を隠そうアラシの父親のイカヅチその人である。
ゾイドキーは差し込む部分がツインドファングを模した形状の黄・黒、持ち手がワイルドライガーのゾイドキー同様水色のラインの入った黄・銀で、中央のレンズ上部が他は青or水色であるのに対し、こちらは緑色をしている。
キットについて
歩行時のギミックはワイルドライガーとほぼ共通で、スイッチを兼ねた腰部アーマーを動かすと歩行を開始し、歩行と共に徐々に頭部が下がり、頭部が下がり切るとワイルドブラストが発動。左右のパンテラアーマーが開いてツインドファングを振りかざしながら口を開閉させつつ歩行するアクションを繰り返す。