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目には目をの編集履歴

2019-02-02 11:49:18 バージョン

目には目を

めにはめを

ハンムラビ法典の一節。

概要

世界最古の刑法典とされるハンムラビ法典第196条のこと。

条文では「もし甲が乙の眼を潰した時は、甲の眼を潰す。」とある。

これは復讐礼賛ではなく、国家司法)が自力救済による「テメエ、目を潰してくれたな! 八つ裂きにして犬の餌にしてやる!!」といった過剰な復讐を避けるために打ち出した刑罰である。要するに(原始的ではあるが)罪刑法定主義の走りといえる。

また198条では「もし甲が乙と同格の人の歯を落とした時は甲の歯を落とす。」とあり、これが歯には歯をと訳されることが多い。


大げさすぎる気がするが、ハンムラビ法典は他にも「子が父を打ったらその手は悪い手だから切り落とす」とか、「娘を持つ父が妊婦を殴って流産させたらその娘を殺す」といった現代人とは異なる等価交換を前面に打ち出している。

なおこうした倍返し禁止は同じ階級のみで厳命されている。奴隷で弁償すればいい


現代では

「敵がAという手段を用いて向かってくるから、こちらもA(もしくはAへの有効打となるB)で対抗する」という方法で使われることが多い。具体的に言うと『仮面ライダーアマゾン』のOP。


関連項目

逆襲 喧嘩両成敗 刑罰

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