概要
第3話ラストに初登場。第4話から正式に物語に参加する。
主人公かずみを始めとした作中の魔法少女チーム『プレイアデス聖団』と契約した妖精。(他称)
聖団メンバーからは「べえちゃん」と呼ばれることもある。
読者からはQBになぞって『JB』と表記されている。
キュゥべえに酷似した姿をしているが、全体的に色は黒を基準とし、リングのついた触手は耳からではなく首元から生え、
グリーフシードを取り込む第二の口が額にあるなどの違いがある。
また、眼の形もキュゥべえと比べ若干縦に長い。
一人称は「オイラ」で「~だぜ」口調で話し、(良くも悪くも)無垢であどけない少年のような口調のキュゥべえに比べてやや粗暴でやんちゃな印象を受ける。
能力
キュゥべえと同じく、少女と契約し願いを叶える代償として魔法少女にする。
さらに、まどか☆マギカではグリーフシードに移していたソウルジェムの穢れを自分自身に吸収できるという能力を持つ。
しかもプレイアデス聖団全員分のジェムを一度に浄化することも可能。
集団で魔法を連発している聖団にとってソウルジェムに穢れが溜まる心配がなくなるかなり便利な力となっている。
(逆に言えば、もし今後彼がこの浄化を拒否、または出来なくなる事態が来たら・・・)
浄化後にグリーフシードを捕食するが、作中に登場するグリーフシ-ドの模造品である
『イーブルナッツ』は食べることは出来ずにスグに吐き出してしまう。
本人曰く、かなり不味いらしい。
5話にてユウリのジェムを浄化しようと試みるが、ユウリに拒否され撃ち殺されてしまう。
が、次の6話では何事も無かったようにピンピンしていた。
一見、キュゥべえのスペアによる復活とも思えたが、よく見ると血痕がそのまま付いているため
撃たれた個体と同一のものが直接蘇生したと思われる。
(もしくは最初から死んでおらず、単純に自己回復しただけかもしれない)
キュゥべえとの関係
現時点ではプレイアデス聖団を的確にサポートするマスコットを全うしているものの、
ジュゥべえ自身の正体や目的は依然として謎のままである。
その名前や姿からキュウべえとなんらかの関係があると思われ、現に第4話冒頭ではそのキュゥべえと並び立ち、
共にプレイアデス聖団(及びかずみ)を観察するような描写がされている。
その際にキュゥべえから「プレイアデス」と言われているが、これは聖団を指してのことなのか、
ジュゥべえの本名なのか、現時点では不明である。
6話での復活後、ユウリの魔女化を「理屈はわかんねぇが~」と、
明らかにキュゥべえならしないような言い回しをしている。
本当に彼自身は知らないだけなのか、キュゥべえとは違い明確に嘘をつけるのか・・・。
キュゥべえの後継機、眷属、別目的の為の試験固体、キュゥべえ達とは別惑星の敵対種族など、様々な考察が行われているが、現時点ではいずれも推測の域を出ない。
話が進むにつれて、次第に不審な言動が増えてきた彼の今後もまた、物語の行方と同じく気になる要点である。
余談
Pixiv上などでは二次創作として同名のキャラが何度か描かれてきた。
- キュゥべえの次だったらやっぱりジュゥべえとか…いや安易だな
- 白いキュゥべえの色違いだったらやっぱり黒ベースで…いや安易だな
- 性格は「僕」と対比して俺とかオイラとかでやんちゃな…いや安易だな
と誰もが避けつつあった設定を束にして大っぴらに踏み潰した手法に「そのまんまじゃねーか!」という感嘆の声が上がった。
多少の差異はあれどまさか公式(スピンオフではあるが)で出てくるとは・・・。
表情
かずみ☆マギカに登場する彼やキュゥべえの顔は、基本的にアニメ版の無表情を基準としている。
(特にキュゥべえは本編並みにかなり怖い)
が、4話冒頭での会話ではハノカゲ氏のコミカライズ版を彷彿させるようなあからさまに邪悪な笑みも浮かべている。
(口元だけの描写のため、彼らのうちどちらが笑ったのかまでは判断できない)
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女かずみ☆マギカ 淫獣 QB (◕‿‿◕) キュゥべえ かずみ