真庭紗南
まにわさな
真庭 紗南(まにわ さな)とは、テレビアニメ『刀使ノ巫女』の登場人物(メイン画像左)。
概要
長船女学園の学長で、益子薫や古波蔵エレンの恩師。他4人の学長の後輩だが、遠慮せずハッキリと物を言う。同じ目線で接するので生徒たちとの距離が近く、姉のように慕われているが、怒らせると怖い。
薫とは頻繁に漫才のようなやりとりを繰り広げている。サボりたがりな薫に手を焼いているおり、時には怒号が飛び交うこともあるが、裏を返せば薫の実力を信頼しているからこそであろう。
旧姓は新見(にいみ)。20年前の相模湾岸大災厄当時の特務隊メンバーの1人(副遊撃手)。
ストーリーでの活躍(ネタバレ注意)
折神紫の正体を知り、それに対抗するべく結成された反折神派の組織「舞草」の中心メンバー。エレンと薫を派遣し、逃亡者となった衛藤可奈美と十条姫和を保護した。しかし後にそれが露見して逮捕される憂き目に合う(胎動編)。
第2部の波瀾編では刀剣類管理局の「特別祭祀機動隊」の本部長に就任し、様々な調査や指示を行っていた。その際は変転する事態に翻弄される刀使達の姿に心を痛めたり、情勢の変化に苦しめられたりしながらも、刀使達をサポートするために活動する。
最終決戦では一時的に相楽結月に指揮官の座を譲るが、事件後はまた本部長の座に戻ることとなった。しかし本人は結月に任せる気満々で乗り気ではなかったのか「休暇と賞与が欲しい……」と薫と似たようなことをぼやいていた。薫とは本質的には似た者同士なのかもしれない。