概要
新世代超人(ニュージェネレーション)の一人で、伝説超人(レジェンド)・ブロッケンJr.に師事するヘラクレス・ファクトリー第二期生。
物心ついたころから実親の顔を知らず、優しい人間の老夫婦に育てられ、普通の学校に通っていた時期もあった。
しかし、「超人の子供」ということで迫害を受けた挙句に、育ての親をスキンヘッドの暴徒に殺害されてしまう。
だがそのような理不尽な目にあっても、今際の養母の「まっすぐに生きなさい」という言葉通りにグレることなく、後にブロッケンJr.の弟子となり、10年間修行を受ける。
そして入れ替え戦に参加し、一度は万太郎たちと対立するが後に仲間になる。
アニメでは万太郎ら一期生を「先輩」と呼び敬語で話すなど体育会系の好青年風の口調だったが、原作では現役時代のブロッケンJr.並のやや荒々しい口調で話す。
特徴
基本的には真面目で素直で芯もあるのだが、その純粋ゆえの精神面の脆さもあり、非情になり切れなかったり敵の策略に乗せられてしまうこともある。
顔の模様が師・ブロッケンとその一族に近い形をしているが違う一族である(ジェイドは生まれながらの超人だが、ブロッケン一族は先代に認められドクロの徽章を与えられない限り人間のまま)。頭には「J」のマークの付いた緑色の競輪ヘルメットを被っており、その下にはややくせのかかったブロンドの髪が生えている(師匠はハg…)。
首のチョーカーに付いたドクロの紋章はブロッケン一族として認められた証で、これを罵倒したガゼルマンは彼のベルリンの赤い雨の餌食となってしまった。
なお、女の子たちから騒がれるほどのイケメンでもあり、読者人気も高く、二階堂凛子を「フロイライン=お嬢さん」と呼ぶなど紳士的でもある。
なお、名前の「ジェイド」は彼のイメージカラーである「翡翠」を表す。
必殺技
ベルリンの赤い雨
ブロッケンJr.直伝の凄まじい切れ味を持つ手刀。ジェイドの型は手から闘気の力を宿した炎を噴出させる刃と炎の2段攻撃となっている。超人オリンピックの予選では、両腕から放つベルリンの赤い雨を披露した。
ビーフケーク・ハマー
SSD(スタイナー・スクリュー・ドライバー)
胴倒しかかと落とし
ブロッケンの帰還
究極の超人タッグから登場。ブロッケンJr.が時間超人によって右腕を失い、本来の歴史が変わり「ベルリンの赤い雨」の伝授が不可能となってしまったために、その代わりとしてブロッケンJr.が新たに開発し修行中のジェイドに伝授した技。
ヘルム・シュヴァンツ
『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』オリジナルの技。ヘルメットの尾が長くなり、相手を刺し貫く。
ヘルム・ギロチンドライバー
『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』オリジナルの技。空中でヘルム・シュヴァンツを当てた後、ヘルメットを相手の首に当ててキャンバスに叩きつける。
クライス・シルト
『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』オリジナルの技。ブレスレットから出現する盾。
バズソー・シルト
『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』オリジナルの技。クライス・シルトを回転させ相手を切り裂く。