魔法使いになりたいかい?
概要
「デュエルファイター刃」とは、TCG「マジック:ザ・ギャザリング(MTG)」を題材とした漫画で、(当時の)日本代理店だったホビージャパン社が発行していた月刊誌「RPGマガジン」及びこ後継誌の「ゲームぎゃざ」で1997年から2003年まで連載されていた。
※ゲームギャザ(TCG専門誌)はRPGマガジン(TRPG専門誌だったが既にTRPGの記事は数ページしか無かった)が改題したもの。
カードの効果が視覚効果として表現されるバーチャルリアリティ空間内でMTGをプレイ出来る装置が登場し、劇中で描かれる対戦はほぼバーチャルリアリティ空間内で行われる。
劇中では魔法(カード)を使用する際、カード名に呪文のような台詞を付け加えるMTGプレイヤーが多く登場し、派手な魔法の描写も相まって実際のゲームとは異なった本作独自の雰囲気を醸し出している。
ただ対戦の内容やデッキ構成等は現実のルールや対戦環境を比較的忠実に反映しており、所謂「カードゲームではよくあること」は少なめ。
とは言え「運に頼る奴が俺に勝てると思うな」と言いながら1ターンキル(正確には1ショットキル)を決めるライバル等のシリアスな笑いもある。
また現実の有名デッキをさも自分が考案したみたいな態度をとったりも。