概要
阪奈特急は1973年に設定された大阪難波駅~近鉄奈良駅間を走る近鉄が運行する特急系統の一つである。他の近鉄特急と比べて異なる点は通勤特急としての運用であり、大阪難波駅~近鉄奈良駅間を35分で走行するが、同区間を走る快速急行と大差はなく、快速急行停車駅である近鉄日本橋駅、新大宮駅のみを除いた駅に停車する。そのため快速急行より先着する特急列車は1本もない。いわば混雑を避け、確実に着席できる列車となっている。名阪特急、阪伊特急同様阪神への乗り入れは行われていない。
本数も少なく休日を除く日中時間帯は上下とも運行しない。朝は上りを中心に設定されており、夕刻以降も概ね毎時1本は設定されている。一方下りは朝に1本のみ運行で、夕刻以降は30分間隔に1本という形で設定されており、終電が近づくにつれて本数が増えていく運行形態となっている。休日は上りは毎時1本設定されており、下りも13時以降は毎時1本設定されている。
運用される車両は汎用特急が多く使用されている他、21000系アーバンライナーや土休日のみ23000系伊勢志摩ライナーが運用されている。
停車駅
汎用特急(阪奈特急)
太字は当駅発着がある駅
他の路線と違いバラつきがない。