さあ、お前も蹂躙してやるぜ
プロフィール
身長 | 188センチメートル |
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体重 | 94キログラム |
券願試合数 | 初参戦 |
年齢 | 21歳 |
誕生日 | 7月26日 |
特技 | ムカつく奴を殺すこと |
趣味 | ムカつく奴を殺すこと |
異名 | 『禁忌の末裔』『魔人』 |
概要
拳願絶命トーナメントにおける、アンダーマウント社の代表闘技者。
飛鳥時代より1300年続く暗殺集団、呉一族の出身で、容姿は若かりし日の現当主である呉恵利央に酷似している。
非常に好戦的で傲慢な性格。あくまでも依頼を受けた標的のみを確実に殺害する呉一族の中で、対象を「蹂躙」することを至上とし、欲望のままに殺戮も行う、一族最凶の異端者である。
戦闘スタイル
呉一族が代々伝えてきた武術を使い、古流柔術などの動きにも対応できるほか、自分の血を使った目つぶしなどの喧嘩じみた技も使う。
だが、雷庵はむしろ自身の身体能力を駆使しての圧倒的な「蹂躙」を好む。
呉一族は世代を重ねた品種改良の末に先天的に高い耐久力を誇るが、その呉一族全体で見ても雷庵は化け物級の身体能力を有しており、トーナメントでは相当の打撃を浴びてもほとんどダメージは出てこなかった。
さらに、一族全体の秘伝として、脳内リミッターを外すことで肉体の潜在能力を引き出す「外し」も使いこなす。
一族の歴史の中でも一握りしかいない潜在能力の100%解放が可能。解放の際は全身が変色するほどの変化を遂げ、自分より大柄な相手を片手で放り投げるほどの怪力を発揮する。
これらのことから、トーナメントではAブロック一の実力者と見られていた。加納アギトが語った「若槻より格上」の一人。
本編中の活躍
会場では何度か問題行動を起こしており、仕合前には理人を挑発、「外し」を使って一方的に殴って姿を消し、一回戦後には御雷零にも喧嘩を売っているが、恵利央に今後の計画について教えられたため矛を収めた。
そのトーナメント1回戦は茂吉・ロビンソンと対戦。
序盤は西洋武術中心の立ち回りに圧倒されたかに見えたが、「外し」を使ってからは桁外れな力で蹂躙し、その際、仕合中会場の全勢力を挑発する行為に出る。
最終的には生来の耐久力でほとんど無傷のまま、ダメ押しとばかりに茂吉の首の骨を折って二回戦に駒を進めた。
2回戦では王馬と対戦。1回戦よりパワーアップしている王馬に驚かされたものの、持ち前の身体能力で徐々に優位に立つ。
「前借り」を使った王馬に対して自身も「外し」を解放。自身の「外し」と真っ向から打ち合える王馬に対して、呉の技をあえて使わずに壮絶な打ち合いを繰り広げ、生まれて初めて「勝負」を楽しむ。
やがて王馬が「前借り」を維持できなくなって倒れるが、ほぼ同時に自身も蓄積ダメージを無視できなくなり、「外し」を使えなくなった。
再び立ち上がった王馬の戦闘スタイルの変化に翻弄されながら、それでも単純な力押しだけで攻めたてたが、頸部を攻撃され続けたことで一瞬意識を失い、その隙を突かれてラッシュを叩き込まれ、人生で初めての敗北を味わうこととなる。
仕合後は王馬より早く回復し、東洋電力によるクーデター勃発時には呉一族の一人として守護者の鎮圧に当たった。実は雇用主の片原滅堂から不殺命令が出ていたのだが、彼はこれを無視しており、対峙した相手を何名か殺害している。
最終日では他の闘技者が一か所に集まる中、彼らとは別の場所で仕合を観戦していた。
余談
モデルはストイックなイメージのあるグレイシー一族の中でも、過激なエピソードを数多く持つ「グレイシー最狂の喧嘩屋」ハイアン・グレイシー。