概要
CV:兼本新吾
『ロボット刑事』第15話『標的は原子番号79?!』、第16話『バドーから奪え!!』に登場する、バドーの粉砕ロボット(ナレーション)。
自分の身長と同じ程もある巨大な大砲を背負っており、そこからの砲撃は同じバドーのロボットさえバラバラに破壊できるほど。その鋼の体はロボット破壊銃の連射を容易く弾くほどの防御力を誇る。曰く「鉄砲で大砲に勝てると思っているのか」とのこと。
第15話にてKに苦戦するノコギリマンの援護に現れる。「自分一人でKを倒す」と主張するノコギリマンに戦いを任せるも、その不甲斐なさに業を煮やし二人まとめて大砲の照準を向ける。
「仲間を殺すのか」というノコギリマンに「力なき者には死あるのみ。それがバドーの掟だ」と答え、躊躇なく砲撃。ノコギリマンをバラバラに破壊し、Kの左目を損傷させ一時的に視力を奪った。
第16話では警察に捕まった契約者を奪い返した際、契約者が自分の取り分を警察に没収されたと知ると「これを次の悪事の資金に」とバドーの取り分の一部を与えている。これには契約者も「ありがたい」と感心しており、単発の仕事で終わらせず次の仕事につなげるというセールスマンとしての優秀さが伺える。
その後、情報屋・地獄耳平を人質に、アジトに現れたKと新條刑事を電流付きの檻に監禁し、時限爆弾で抹殺しようとした。だが既の所で現れた芝刑事によってK達は脱出してしまう。
追いかけて来たKと決着をつけるために戦うが、その巨大な大砲が災いし接近戦では実力を発揮することができず、防戦一方になる。最後はKのロボット破壊銃に接続し発射されたKミサイルを砲口に撃ち込まれ、内部の火薬庫に引火、爆発してしまった。前述の「鉄砲で大砲に勝てるか」という台詞に対してミサイルで答えられたことになる。