⇒通称メリケンサックと呼ばれている武器種の正式名称。詳細はメリケンサックの記事へ。
⇒ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-の登場人物。この記事に記載。
「悪党を殴ると スカッとするぞ!!」
本名:不明
誕生日:不明
身長:185cm
好きなもの:タバコ、ビール
個性:なし
概要
筋肉質な中年の男性。どこからともなく現れ、犯罪者に制裁を与える鉄拳掃除人。
目から上をマスクで覆ったその顔には、マスクでも隠し切れない程の大きな傷跡がある。両手にはその名の通りナックルダスターを装着しており、移動は主にフックロープを用いる。
その正体は、ただの頑強な一般市民。つまり本編主人公と同じ無個性である。
灰廻航一がチンピラに襲われていたところ、空から落ちてきてチンピラに鉄拳制裁を加え、クズ専門の掃除屋を名乗ってきたやばいおっさん。人手がいるらしく航一を丸め込み無理矢理弟子にする。
昼間は仕事をしているようで、それが終わると航一のペントハウスに入り込んでビールを飲みながら夜まで待機しているようだ。
「悪党を殴るとスカッとする」と言う極めて暴力的な人物で、初対面の航一には「ヤバい奴が来た」と思われた。人の話を聞かず航一が「ヒーロー志願」だという事を見抜いて強引に弟子にしたが、プロテクターを調達したり受け身を教えたり、格闘訓練でも(航一からは「ちょっとやり過ぎ」、ポップからは「結局やり過ぎ」と評されたが)手加減していたりと親身に面倒を見ている。そのせいか航一からも「師匠」と呼ばれている。
航一の母が訪れた際に渡した名刺には『NPO法人シビルアシスト 鳴羽田エリア代表 黒岩武司(くろいわたけし)』と記されており、自治体や町内会などのサポートが行き届かない地域の夜回りや清掃などを行うボランティア組織らしい。しかし、普段の言動があれなので、航一と和歩には「なんかモットモらしいこと言ってる」「ていうかウソでしょ。ナントカ法人とか」と、信用されてはいなかった。ちなみに出先から直接やって来たため素顔の状態だったが、航一の母と真には「あら、いい男」と評されていた。
蜂須賀との決着以降、姿を見せていない。
コスチュームのデザインモデルについて明言はされていないが、そのマッシブな体型とあわせてフランク・ミラー版デアデビルの初期コスチュームに酷似している。
戦闘能力
無個性ながらその辺の個性持ちや突発性敵程度なら簡単に殴り倒し、パワータイプのヴィランに対して真正面から殴り合いを挑み、攻撃を紙一重で回避して的確にカウンターを打ち込むなど格闘能力は極めて高い。また特異な能力を持つ相手も機転で封じ込み、突発性ヴィランの大量発生の鎮圧に現れたプロヒーローたち(オールマイトを含む)さえ気づかなかった敵の正体に一人気づくなど、洞察力も極めて高い。
さらに捕縛目的だったとは言えプロヒーローのイレイザーヘッドとも互角に渡り合うほどの実力を持つ。加えて無個性のため「個性の不正使用」には該当せず、プロヒーローから個性による取り押さえはされない(とはいえ私刑行為は立派な犯罪であるので警察に捕まると困るし、緊急事態と判断されればヒーローたちも警察代理として動く権限はある)。
明かされた過去
かつて超速ヒーローオクロックとして活躍していたが、何者かに個性『オーバークロック』を盗まれた。その個性は長髪に傷顔の男、試験体6号(ナンバーシックス)が所持している。