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ちえりとチェリーの編集履歴

2019-07-06 15:18:44 バージョン

ちえりとチェリー

ちえりとちぇりー

日本のパペットアニメーション映画。2015年初上映。スローシネマ作品として2019年現在も各地で上映が続いている。

概要

日本の長編オリジナル・パペット・アニメーション映画。

2015年10月の第28回東京国際映画祭パノラマ部門にて初上映。

「いのちの大切さ」と「想像力の可能性」をテーマに、少女の心の成長を描いた作品。


声の出演に豪華なキャストを迎え、星野源が参加している事でも注目された。


映画館による通常の映画興行形態ではなく、ゆっくりと時間をかけながら全国各地のホールや公共施設で上映を行うスローシネマ方式にて公開されている。

2019年2月にはイオンシネマを通じて全国公開されたが、以降もスローシネマによる上映は継続しており、公式サイトや公式Twitterで最新の上映情報が告知されている。


ストーリー

ちえりは小学6年生の女の子。幼い頃に父を亡くし、母親と二人暮らし。

母親は仕事に忙しく、ちえりの話し相手もままならない。

そんなちえりの唯一の友達はぬいぐるみの「チェリー」。

チェリーはちえりの空想の中では父親のようにちえりと話し、遊び、助言し、守ってくれる。


ある日ちえりは、父親の法事のため、久しぶりに祖母の家にやってくる。

そこでちえりを待ち受けるものとは……

空想と現実の狭間で、不思議な冒険が始まる。


登場キャラクター

ちえり

CV:高森奈津美

想像力豊かな小学6年生の女の子。

幼いころに父を亡くし、母親と二人暮らしをしている。

唯一の友達であるぬいぐるみのチェリーを片時も離さない。


チェリー

CV:星野源

ちえりが父の葬儀の時に蔵で見つけたぬいぐるみ。

元々は何の動物だったのかすら分からない。

ちえりの空想の中では、父親のようにちえりと話し、遊び、助言し、守ってくれる存在。


【他・声の出演】

尾野真千子 栗田貫一 田中敦子

伊達みきお富澤たけし(サンドウィッチマン)

和希沙也 北川里奈 佐武宇綺(9nine)

谷育子 花村さやか


本作に関するエピソード・余談

  • 監督は2010年公開の『劇場版 チェブラーシカ』を手掛けた中村誠。この縁により、チェリーのキャラクターデザインはチェブラーシカの生みの親でもあるレオニード・シュワルツマンが担当している。
  • 企画がスタートした時期に重なって東日本大震災が発生。被災地の未来を願い、映画館の無い地域も含め、地域・家族・友人など多くの人と作品を共有してほしい想いから、スローシネマ方式での上映が採用された。2016年2月より岩手、宮城、福島を皮切りに公開を開始している。
  • 映画公開に先駆ける形で、角川つばさ文庫よりノベライズ版も刊行された。
  • 高森と星野のW主演は『アイドルマスターシンデレラガールズ』の一部P(ファン)からも注目された。高森は同作においてアイドル・前川みく役を演じており、また星野も同作のPであり前川みく担当(推し)であることが知られているためである。2016年7月、星野は映画の告知という大義名分のもと、自身がMCを務めるラジオ『星野源のオールナイトニッポン』のゲストに高森を招いている。

外部リンク

公式サイト

公式Twitter

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