終身雇用

しゅうしんこよう

高齢による定年まで雇用される事。

終身雇用の「終身」とは「死ぬまで」という意味ではなく「定年（概ね60歳）まで」という意味。年功序列とならび日本の正社員雇用においての慣行とされてきたが、既に崩壊して久しい。

正社員は使用者の一存で解雇できない事が正社員から非正規雇用への置き換えの理由（口実）とされる事があるが、年功序列と長期雇用慣行が確立していたのは大企業の男性社員だけであり、中小企業や女性社員は寿退職やジョブホッピング(転職を繰り返す事)が当たり前であり、もとより終身雇用ではなかった。

現在では終身雇用の慣行は、公務員と一部大手企業にのみ残っている。