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万丈目準の編集履歴2019/07/13 15:42:19 版
編集者:十宮恵士郎
編集内容:誤字修正など

概要

CV松野太紀

オベリスク・ブルーの優等生で遊城十代のライバル。

アニメ版と漫画版で性格・デッキが違うキャラが多いGXの中でもそれらが別人レベルで違うという漫画版の歴史の中でも稀有な存在。

以下はアニメ版を中心に解説。漫画版については後述する。

名家の三男に生まれ、デュエルアカデミアには中等部からのエスカレーター方式で入学。

序盤は立場に胡坐をかいて慢心しており、エリート主義で遊城十代を見下していたが、直接対決で敗北したことでそれまでの権力を失い、さらに三沢大地に敗れたことがきっかけで一度はデュエルアカデミアを去った。

その後、デュエルアカデミア・ノース校に流れ着きそこでの武者修行を経て「万丈目サンダー」(後述)として復活。十代にリターンマッチを挑むも敗北したがデュエルアカデミアに復学する。

しかし、長期不在により出席日数不足となった為、止む無くオシリス・レッドに転属となった。

一度どん底に落ち這い上がるという経験をしたからか、プライドの高さは相変わらずだが慢心が抜け、実力が上昇。十代たちへの態度も大分軟化している。

その後ブルー転属の機会は何度かあったがなんだかんだと理由を付けて物語終盤までの長い間レッド寮に居座り、十代の心強い味方であり続けた。

精霊が見える数少ない選ばれたデュエリストで、十代に続いて二人目。二期までは十代の独り言に唯一理解を示し、異世界編では皆に知られた。

万丈目自身のカリスマ性に惹かれ、彼の元に集まる精霊は非常に多く十代やヨハンにはない才能を秘めているのがわかる。この特性を使い、犯人捜しをしたこともある。

劇中で精霊が見える人間は基本的に(前田隼人、茂木もけ夫等の一部例外アリ)幼年期からで、何故万丈目に突然精霊が見えるようになったのか最後まで明かされなかった。(ちなみに十代やヨハン、ローズのように純粋な人間が主である)

通称「万丈目サンダー」。

「サンダー」の由来は、彼が十代らに呼び捨てされた時に「“さん”だ!!」と文句を言っていたこと。及び、ノース校編入時に万丈目が「万丈目“さん”だ」と同じく訂正を入れていたものがノース校で若干訛りを帯びて定着。その後の十代とのデュエル時にノース校メンバーで行った「一、十、百、千、万丈目サンダー!!」コールで呼び方が固定されたと考えられる。

人物像

アニメ版

作中では割と多くの人間の人望を集めており、彼自身も仲間意識や自分を慕う相手にはぞんざいに扱いつつも見切る事はせずリーダーとして行動していることが多い(ホワイトサンダー含め)事から、我が道を行く余り他人を顧みない部分がある十代とはまた違った意味での求心力があり、良くも悪くも高いカリスマ性を持っている事が判る。またストーリー上、十代の次にデュエルの回数が多い。

その為か、立場上は十代のライバルポジションに立つ。

(が、ここぞという時の戦績はあまり振るわず、後期ジャック・アトラスや前期神代凌牙のように強敵に真っ先に目をつけられて敗北することもよくあった)

少々ズレていることもあるが基本常識人。

扉が壊れていたら「敷金戻って来ないぞ」と注意したり人の部屋が汚れていたら掃除してあげたりと結構律儀な面もある。

一方で自分はテーブルに零れた醤油を制服でふき取ってそのまま着ている。(十代は目撃していたが黙っていた)

3年生の終盤ではオベリスク・ブルーに戻って翔や明日香と異なりプロデュエリストを目指す。

以前から天上院明日香に好意をよせており、天上院吹雪に唆されてアタックしたこともあったが振られてしまった。その後も諦めずにアタックしているものの空回りで終わっている。

漫画版

ギャグキャラとしての面があったアニメ版とは違い、クールな性格をしていて生徒のランクの差別意識はまったく無い。

落ちぶれることもなければ明日香に片想いすることもなく、強敵に真っ先に蹴散らされることもない正統派ライバルをしている代わり、アニメ版のような妙なカリスマぶりはない。さらに言えばデッキも光と闇の竜を中心としたドラゴン族デッキ(固定)であり、おジャマのおの字もない。

アニメ版との共通点はドラゴン族がエースモンスターな点と、精霊が見えることぐらい。

漫画版の遊戯王シリーズがアニメ版とは違う路線である事を象徴するキャラクターと言える。

詳しくはこちらで。

主なデッキ

アニメ版ではデュエルの度にデッキを換えており、エースモンスターも複数存在する。

初期から使っているのは『地獄』と名の付くカードで構成されたデッキやVWXYZデッキ(『地獄』の方は途中から使わなくなる)。

ノース校で校長である市ノ瀬(初対面では姿は隠しているが、後に明かされる)と出会った後は、彼に力を認められてカードの精霊である『おジャマ・イエロー』のカードとノース校の歴代キングに与えられる秘宝のカードである『アームド・ドラゴン』を渡され、これらを中心として『ビートロン』などを混ぜたおジャマデッキ、アームド・ドラゴンデッキも使うようになった。

また、洗脳され「ホワイトサンダー」になった際は白騎士(ホワイト・ナイツ)と名のついたモンスターを使用していた。

主な使用カード

おジャマトリオ

『イエロー』・『グリーン』・『ブラック』など、万丈目の相棒にして精霊兄弟モンスター。

前述のようにノース校校長が『イエロー』を万丈目に託し、後に弱小カードの捨てられる井戸の底で『グリーン』・『ブラック』が発見されたことで三兄弟が勢揃い。専用魔法『おジャマ・デルタハリケーン!!』や後述の『おジャマキング』を用いて活躍するようになった。

万丈目からは「使えない」などと思われてるが実際には万丈目に勝利を導いている事が多く、特に『イエロー』は万丈目にとってエースカードに等しい。

おジャマ・キング

おジャマトリオが融合した姿であり、攻撃力0だが守備力3000とかなり高い。

始めは『首領・ザルーク』戦で登場し、『おジャマッスル』と『おジャマトリオ』とのコンボで攻撃力3000まで上げられフィニッシュとなり、明日香戦ではモンスターゾーンを3ヶ所も封じる効果を『おジャマトリオ』とのコンボでロックコンボをした。

アームド・ドラゴン

ノース校に伝わる秘宝のカードであり、レベルが上がる毎に強くなっていくカード。

VWXYZシリーズ

原作の登場人物、海馬が使用していたXYZシリーズカードがVとWが登場してさらにパワーアップしたカード郡。

当然のように合体する事で強力なモンスターとなる融合シリーズである。

実は実は十代を忌々しく思うクロノス教諭のカード買い占めにより、十代を倒す為に彼から託されたカードシリーズである。

VWXYZ-ドラゴン・カタパルト・キャノン

『VW-タイガー・カタパルト』『XYZ-ドラゴン・キャノン』が融合した、五重合体融合モンスター。

攻撃力3000などと、『アームド・ドラゴンLV10』と同じ攻撃力を誇る。

万丈目の切り札の1枚であり、その攻撃力の高さと効果を活かした戦術で相手を翻弄してた。

第三期でアモン戦で1ターン目から一気に召喚された。

さらには『次元破壊砲-STUスーパーサンダーユニット』や『ハイパー・コート』など専用カードも存在する。

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