ジル・ドゥ・ロンフェール
じごくしょうねん
ジル・ドゥ・ロンフェールとは、漫画・アニメ『地獄少女』のキャラクター。
人物
金髪に緑色の瞳が特徴の美少年で、「地獄少年」の異名を持つ霊能力者。
生まれつき驚異的な超能力を持ち、それを気味悪がった両親に殺されてしまうが、「地獄から戻ってきた」と語るジルは自分を殺した両親を殺害し、証拠が残らない一家惨殺事件を引き起こした過去を持つ。
ちなみに名前の「ロンフェール(l'Enfer)」は、フランス語で「地獄」を意味することもあり、ジルはフランス人である模様。また、呼び名を直訳すれば「地獄のジル」である。
性格
上記の記述通り、自分を殺した両親を躊躇いもなく惨殺する程の冷酷な性格で、プライドの高い一面も持つ。
地獄少女との関わり
ADの阿部亜紀(CV:折笠愛)から「地獄少女」の噂を聞き、自分が負かしたインチキ超能力者のエスパー☆ワタナベ(CV:三木眞一郎)を利用する形で、閻魔あいを誘き出す。
超能力で彼女に同行した一目連と骨女を一瞬で磔にすることで無力化し、あいに容赦のない攻撃を仕掛けて磔にした上、赤いゴスロリドレスを着せて一瞬で焼き殺した。
注意!ネタバレを含みます!
・・・が、
焼死したはずのあいは「考え事してた」と無傷で生還し、ワタナベが糸を引かなかった為にそのまま立ち去ろうとしていた。
しかし、「恨んだジルにいつ殺されるかわからない」とワタナベが糸を引いたことによって地獄へ堕ちるジルだが、餓鬼の群れに蝕まれながらもあいにリベンジを誓っていた。だが、あいは最後までジルを相手にしようとしなかった…。
「また…だろ?」
※余談だがこの回において、あいの過去が断片的に描かれており、それが後の伏線となっている。