CV:関智一(Switch版)
「······〇〇よ、どうか 邪神を討ち果たし この長き戦いに 終止符を打ってくれ。」
概要
かつて伝説の勇者ローシュと共に邪神ニズゼルファと戦った魔法使い。
灰色に近い青がかった毛の色(ねずみ色)で口ひげを生やし、緑のローブを身にまとっている。また魔法使いらしからぬ鋭い目付きをしていることも特徴的である。
ローシュや同じ仲間であるセニカと同様に最終決戦後の行方は不明。
恐るべき真実(ネタバレ注意)
激闘の末遂に邪神を後一歩の所まで追い詰めた先代勇者一行だったが、ローシュによるトドメの一撃が下されようとしたその瞬間、何者かがローシュを背後から襲撃し無念にも彼は絶命してしまう。
恐るべきその犯人は、仲間であり盟友であったウラノスその人であった。
彼はローシュを殺したその直後に邪神の肉体から魔力を吸収しその力に酔いしれた後、何処かへと消え去った。
闇の力に呑み込まれた彼はウルノーガと名前を変え、後の世で人々の平和を脅かすことになる。
倒すべき魔の王の正体があろう事か先代の勇者の仲間であったという、なんとも衝撃的な設定である(よく見ると魔道士ウルノーガとウラノスの杖が一緒)。
もう一つの姿
実は彼が邪神の魔力を吸収しウルノーガへと変貌を遂げた瞬間、彼の中でもう一人の自分、善のウラノスの精神が誕生した。
彼はもう一人の自分による邪悪なる陰謀を阻止するべく、自らの姿を変えて主人公(DQ11)に助言を与えていた。
そう、預言者の正体とは彼であった。
彼は先代勇者一行に起きた真実を探るべく苗木を探していた主人公一行の前に現れ全ての真実を語った後、自分たちの時代から続く因縁の戦いを終わらせるよう伝え、光の中に消えて行った。
余談
勇者と魔法使い
ドゥルダ郷には、伝説の勇者ローシュと魔法使いウラノスが永遠の友情を誓い合った友であるという記録が残されている。彼らは共に郷の大修練場にて修行を重ねローシュの方は覇王斬、ウラノスはグランドクロスという最終奥義を習得したとされる(二つの技を合体させた真の最終奥義グランドネビュラが存在する)。
「勇者ローシュ 魔法使いウラノス 我ら 志を同じくする 永遠の友として 共に 邪悪の神を打倒することを 今ここに誓わん」
悪のウラノス
仲間であり友であったローシュを裏切り、闇に染まってしまったかつての大魔法使いについて、もとより目的を達成するためには手段を選ばぬ冷酷な一面もあったことが神の民長老イゴルタプにより語られている。
あくまで仮説であるが、追い詰められた邪神が心を乱し安いウラノスを選び、感情を操作した可能性もあると思われる(魔人化したウルノーガが勇者の星を破壊したように、邪神に服従していたという訳では無くむしろ敵対していた)。