概要
日本帝国斯衛軍衛士養成学校の士官候補生・二回生の総代。ギアスを使ったりはしない。海外視察研修でドーバー基地へ派遣され、研修生として過ごしている。
研修先のツェルベルス大隊でイルフリーデ・フォイルナー、ヘルガローゼ・ファルケンマイヤー、ルナテレジア・ヴィッツレーベン達と出会う。
ちなみに当初はルナテレジア少尉のことを『おしぼりの君』と呼び気になっていた。
何故『おしぼりの君』なのかと云うと、清十郎がその日のメニューを終えて部屋に戻ると、おしぼりが用意されておりそれをルナテレジア少尉が準備していたから。しかし実際は……
はじめは呑気な、最前線とは思えないような研修を過ごし、学ぶことなんてないと思い、どこかでイルフリーデの事も奇異な目で見下しており、様々なイベントやハプニングに遭遇しながら過ごしていた。しかしある時BETAとの実戦が始まり、目の前で圧倒的な強さを見せつける大隊各機、そしてイルフリーデの戦闘の才能に驚かされる。そして彼らの気が抜けているのではなく、常に後悔しないように過ごし、『今』を大切にしていることを知り、結果多くのことを学んだ。
終盤、帝国へ帰る際、ルナテレジア少尉におしぼりのお礼をするが、それは勘違いでイルフリーデの準備と計らいだった事を教えられる。その姿に感動し、ある感情が芽生えた清十郎は別れの際にその感情を言葉にして伝えイルフリーデもそれを受け止める。
だが実際はイルフリーデが清十郎にいろいろしていたのは子供に見えたからで、今のうちにいい思い出をたくさん作ってあげたいと云う思いからであり、勿論、最後の告白はまともに聞き入れられていない。
清十郎の帰国後に年齢を知ったイルフリーデは、その身長差などから驚いていた。
五摂家に近い有力武家の出身で、帰国後は斯衛軍焔狼大隊の大隊長(コールサインはウルフブレイズ1)として武御雷(紅)を駆り戦場に出向いている。
日本帝国の名門・真壁家の十男で、父・零慈郎は稀代の知将として欧州でも有名である。
母親と長兄がすでに他界している
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