真壁清十郎
まかべせいじゅうろう
日本帝国斯衛軍衛士養成学校の士官候補生・二回生の総代。海外視察研修でドーバー基地へ派遣され、研修生として過ごしている。
日本帝国の名門・真壁家の十男であり、父・零慈郎は稀代の知将として欧州でも有名である。
母親と長兄は既に他界している。
研修先のツェルベルス大隊でイルフリーデ・フォイルナー、ヘルガローゼ・ファルケンマイヤー、ルナテレジア・ヴィッツレーベン達と出会う。
ちなみに当初はルナテレジア少尉のことを『おしぼりの君』と呼び気になっていた。
何故『おしぼりの君』なのかと云うと、清十郎がその日のメニューを終えて部屋に戻ると、おしぼりが用意されておりそれをルナテレジア少尉が準備していたから。しかし実際は……
はじめは呑気な、最前線とは思えないような研修を過ごし、学ぶことなんてないと思い、どこかでイルフリーデの事も奇異な目で見下しており、様々なイベントやハプニングに遭遇しながら過ごしていた。しかしある時BETAとの実戦が始まり、目の前で圧倒的な強さを見せつける大隊各機、そしてイルフリーデの戦闘の才能に驚かされる。そして彼らの気が抜けているのではなく、常に後悔しないように過ごし、『今』を大切にしていることを知り、結果多くのことを学んだ。
終盤、帝国へ帰る際、ルナテレジア少尉におしぼりのお礼をするが、それは勘違いでイルフリーデの準備と計らいだった事を教えられる。その姿に感動し、ある感情が芽生えた清十郎は別れの際にその感情を言葉にして伝えイルフリーデもそれを受け止める。
帰国後は斯衛軍「焔狼大隊」の大隊長(コールサインはウルフブレイズ1)として武御雷(紅)を駆り戦場に出向いている。
マブラヴオルタネイティヴ マブラヴオルタネイティヴクロニクルズ ユーロフロント 帝国斯衛軍 真壁介六郎
白銀武 龍浪響 ユウヤ・ブリッジス テオドール・エーベルバッハ:シリーズの歴代主人公。
ルルーシュ・ランペルージ:容姿、行動が似ている。
実はイルフリーデが清十郎にいろいろしていたのは彼が子供に見えたからで、今のうちにいい思い出をたくさん作ってあげたいと云う思いからであり、勿論、最後の告白はまともに聞き入れられていない。
清十郎の帰国後に年齢を知ったイルフリーデは、その身長差などから驚いていた。
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Out side chronicles6
二〇〇三年欧州――真壁清十郎は再び、ドーバー基地を訪れる。帝国斯衛軍の大隊長、少佐という肩書を持った彼は欧州の地で来るべき奪還作戦の布石となる戦闘へ参加するために訪れるも、研修時代の恩師達第44戦術機大隊『ツェルベルス』の面々と再会し親睦を深めていく。同時期帝国軍の欧州派遣軍としてドーバーに訪れる龍浪響や柏木太一、大上律子も配属され、欧州に派遣された帝国軍の戦力は大きくなりつつあった。しかし彼等の知らないところで事件は静かに起きていく…… ―― 10/17第5章第3節を更新しました 10/21第5章第7節まで更新しました 10/23第5章最終節を更新しました。 10/24最後まで更新しました。 設定・あとがき→10/30 最終章第7章「Out side chronicles」→2/15(大丈夫です!失踪はしないので!!)153,529文字pixiv小説作品