スペック
BZ-006 BIO RAPTOR
全長 | 15.1m |
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全高 | 4.0m |
重量 | 19.0t |
最高速度 | M1.8 |
武装
- ライトヘルアーマー
- フリージングブレス
- アイスキラーバイト
- アイスハッキングクロー×2
- フォースウイング×2
- フラップテイル
- レーダーウイング×2
概要
バイオラプターをベースに空中戦に対応できるよう改造されたミクロラプトル型バイオゾイド。
バイオラプター同様、人工的な部分が多く、寿命も短い。
四肢全てに翼を有する特異なフォルムが特徴で全身を覆うライトヘルアーマーはビーム攻撃や実弾を無効化し、他のバイオゾイドが熱系の兵器を武装していたに対し冷凍系の兵器を武装し、音も無くターゲットに忍び寄り、諜報活動や略奪行為を繰り返し、必ず複数で活動し、一撃離脱先方を得意とする。
キットについて
他のバイオゾイドのキットと同じように
完成されたフレームに装甲パーツを付ける簡易組み立てタイプのキットだが
発光ギミックと鳴き声発声ギミックはなく
装甲パーツも機体設定を踏まえてか軟質素材ではなくプラパーツでできており
装甲のデザインも他のバイオゾイドのような骨同然のものではなく
骨をモデルにした直線と曲線を合わせた機械的なもので
バイオゾイドの中では比較的従来のゾイドに近いデザインになっている。
(このような作りになってるのはグイとバイオラプターだけである。)
またバイオラプターの派生機である為、頭部などは新規だがボディなどは流用(内部フレームは青系に変更)しており、パーツの差し替えだけで「ラプター顔のグイ」「グイ顔のラプター」などが簡単にできる。
劇中について
ジーンが「天空通商条約」(例・特例のバイオプテラ以外の飛行ゾイドを作り出してはならない)を破り、秘密裏に開発していたバイオゾイド。(初登場は第35話だが調整中だった為出撃せず、本格的な出撃は第36話のラスト)
燃費が非常に悪く、飛行システムが特殊である為か自力で離陸する事はできず、大掛かりな発射装置と大勢の人出を必要とする欠点があるがこの時代では飛行ゾイドは非常に珍しい事もあって対飛行ゾイド戦術はないに等しく、さらに上空な為、メタルzi製の武器による接近戦はほとんどできず、バイオゾイドの弱点である口内部を正確に狙う事は難しい為、戦闘時はほぼ一方的にやられるしかなく、ソラシティのデカルトドラゴンと無人ザバットが放つ特殊なビーム及びバンブリアンのニードルランチャーで撃墜する以外では接近してきた所をメタルzi製の武器で攻撃するか無防備な着陸状態を奇襲するしか倒す手段はなかった。
実はこのゾイドは単なる戦力強化ではなくジーンによるソラシティの破壊の為に作り出されたゾイドで大編成でソラシティを襲撃しては防衛システムを突破しては中枢システムを破壊し、ソラシティを破壊してしまう(ソラノヒトの多くは討伐軍のギルドラゴンによって事なきを得る。)
その後はジーンの唯一絶対神宣言のビラ配りに出撃しただけで最終決戦には出撃していない。
余談
- グイの武装は冷凍系の兵器で追加装備や改造で冷凍系の兵器を搭載する事はあれど基本の武装が冷凍系なのはグイが初になる。
- アニメにおいては上述の冷凍兵器どころかバイオゾイド特有のヘルアーマー製の武器も一切試用せず、代わりにミサイルや爆弾を使用するなど通常ゾイドと同様の攻撃方法を取り、飛行システムが特殊と言う点を強調する為か飛行中はプロペラ機のような飛行音を発生させている。