スペック
機体名 | デカルトドラゴン |
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番号 | 不明 |
所属 | Zi-ARMS |
分類 | ドラゴン型 |
全長 | 27.3m |
全高 | 9.4m |
全幅 | 20.5m |
重量 | 120t |
最高速度 | マッハ1.8 |
乗員 | 1名 |
武装 |
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得意技 |
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概要
東方大陸の軍事企業Zi-ARMS社が開発したデスレイザーとパラブレードが合体して誕生するドラゴン型ゾイド。いわゆるユニゾンゾイドであるが、合体によって封印されていた性能を発揮するワイツタイガーとはコンセプトが異なり、デカルトドラゴンでは二種類のコアの作用によって出力を増強させる。
ユニゾンによる圧倒的な出力により、その性能は従来のあらゆる同クラスのゾイドを凌駕し、接近戦も古代虎型ゾイドに迫ると言われている。パラブレードの大型武装が追加され、4種類のプラズマ兵器を装備している。ユニゾンによる圧倒的な出力を持つプラズマブレードを連結することで飛行能力も獲得している。得意技の「サンダーボルト」は、エレクトリックディスチャージャーから発する落雷攻撃である。
キットに付属していたバトルストーリーでは、ZOITEC社社長の誘拐を阻止すべく追撃してきたワイツウルフを圧倒したが、サビンガと合体して生まれたワイツタイガーの前に敗れる。だが、ワイツタイガーはコアの強大な力によって内部から溶解し戦闘不能となった為、その隙を突く形でZOITEC社長の誘拐に成功する。
バリエーション
ソラシティ仕様
番号 | GZ-017 |
---|---|
所属 | ソラシティ |
分類 | ドラゴン型 |
全長 | 27.3m |
全高 | 9.4m |
全幅 | 20.5m |
重量 | 120t |
最高速度 | マッハ1.8 |
乗員 | 1名 |
武装 |
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概要
『機獣創世記ゾイドジェネシス』では、ソラシティ防衛用のゾイドとして、ザバットと共に青と白にカラーリングされたデカルトドラゴンが登場した。
- この機体カラーリングは、歴代の共和国側の大統領機やブルーシティの警察機などに施されたものと似ている。
絶滅寸前であったデスレイザーとパラブレードをソラノヒトが回収し、メタルZi(リーオ)でコーティングがなされた「ドラゴンアーマー」を施して再生、復活させた。その後は、ソラシティの主力として、大型ゾイドとの戦闘やギルドラゴンの護衛に当たっていた。
この作品には、本来の設定にはない武装や装備を持つゾイドが少なくなく、デカルトドラゴンもバイオゾイドを丸ごと凪ぎ払う強力なエネルギー砲を咥内に持っており、劇中では初めて「正面から非リーオ製の火器でバイオゾイドを撃破」していた。
ソラシティを裏切ったディガルド武国の武帝のジーンⅠ世が大量のバイオラプターグイを送り込んだ際に、ソラシティのパラ議員と防衛隊員のユウロの乗る2機が無人のザバットと共にソラシティ防衛に当たった。
パラ機はダメージを負ったため一時撤退し、ユウロ機は最後まで孤軍奮闘したもののコックピットにバイオラプターグイの特攻を受けてユウロが死亡したことで機能を停止した。
劇中ではデカルトドラゴンの状態から分離する事はなかったものの、設定上は可能である。キットはカラーリングやステッカーが異なる以外は『三匹の虎伝説』版のキットと同じなので、デスレイザーとパラブレードに分離させる事も可能。
余談
- 新世代のゾイドでは、おそらくは最も「ドラゴンらしい」ゾイドである。前脚の方が後脚よりも大きい。
- デスレイザー同様、古代虎型ゾイドではワイツタイガーと最も共通点が多い。
- デスレイザーとパラブレードはどちらも実際のモデルの恐竜とは似ても似つかない肉食系になっている。