概要
和歌山県の熊野山中などに住む、一つ目一本足の妖怪とされている。
名前の「ダタラ」は鍛冶の「たたら」に通じている。
一本ダタラのような話は全国各地に伝承が伝わっており、地域によって内容に大きな違いが現れる。
・12月20日に雪の上に大きな足跡を残す
・一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿である
・猪笹王(いのささおう)という鬼神を指す
・人を襲うが、郵便屋だけは襲わない。
・電柱のような姿をしている。
など様々である。
水木しげるの妖怪画などでは比較的メジャーな妖怪で、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」では3期、4期、5期に登場している。
ゲゲゲの鬼太郎5期アニメでは妖怪四十七士の和歌山県代表に決定した。
が、5期鬼太郎には以前にも「雪入道」として登場し、雪女(真白)を処刑しているため、同じく四十七士山形県代表で真白の妹である雪女(葵)との関係が気になる所であったが、アニメで描写される前に放送打ち切りとなった。
また、『地獄先生ぬ~べ~』でも雪女である「ゆきめ」に妖怪としての冷酷さを取り戻させるために山の神から送られた刺客であったり、雪女が主人公のゲーム『雪ん娘大旋風~さゆきとこゆきのひえひえ大騒動~』では4面ボスを務めたり、『朧村正』では百姫ルートの4面で雪女と共に登場するなど何かと雪女と関連して登場する。
一本ダタラが登場する作品。
関連項目
一本だたら(表記揺れ)