概要
見た目はまんま鎧なのだが、胸の部分がヒトが息を吸う時の様に伸縮する等、生物的な面影が垣間見れる。剣を持ったゴリラ型のメカのようにも見える。
元来星晶獣は星の民によって作り出された強力凶悪な兵器であるが、コロッサスは覇空戦争時に対星の民の切り札としてドラフ達に作られていた物がそのまま残った存在である。
つまりは星の民ではなく空の民であるドラフ族によって生み出された星晶獣である。
そのためか、本編で戦う他の星晶獣との戦闘曲は「大星晶獣との戦い」であるのに対し、コロッサスだけ「バトル4」である。
戦争から500年以上経った現在では、星晶獣にも空の民の暮らしを支える存在が現れているが、コロッサスに関してはドラフを奴隷扱いした者達(星の民他)への怒り、憎しみを糧にドラフの技術力が産み出したものであるため、初めから破壊しか行えない『兵器』である。
その身に秘めた怒りは、ルリアノートにも『憎悪と怨嗟の塊』であると説明するような記述がなされるほど。
本編では憎悪にアテられ、同時にコロッサスの存在を知ったたザカ大公の暴走と、それに乗じた帝国の陰謀により覇空戦争時に積もりに積もった怨嗟、憎悪をそのままに永い眠りから覚めてしまう。
起動したコロッサスは辛うじて主人公たちの活躍とルリアの力により破壊されたものの、複数(もっというとコロッサスを作ってた工場が)製造されており、最初の起動によってアテられた別の機体が目覚めてはバルツから暴走を止める依頼が届くようになる。
pixiv内では強化版であるコロッサス・マグナ、もしくはその萌え擬人化のイラストがほとんどで、ノーマルのコロッサスのイラストは2019年7月現在存在しない。
2019年9月16日のグランデフェスにて、まさかのキャラとしてのSSレアコロッサスが実装された。twitterトレンドでは別属性実装されたキャラよりも目立ち、まさかのトップとなった。シヴァ弓もトレンドに入った辺り、火有利古戦場への伏線かもしれない。
形態
ザンクティンゼルの祠によって真の力を発揮した姿。
アニメ版
『グランブルーファンタジー・ジ・アニメーション』では第7話より登場。原作と若干設定が異なり、国を守ろうとする気持ちが暴走したザカ大公が、他国の侵略からバルツ公国を守る為の切り札としてコロッサスを作った。
憎しみや破壊よりも守り手、防衛という面が濃く、最終的には崩壊する工場の瓦礫から、ザカ大公とイオを守るようにして覆いかぶさり機能停止した。
その後はルリアの力の一部となり、第12話では彼女の召喚により暴走するリヴァイアサンの攻撃からオイゲンらアウギュステ列島の民衆を守る活躍を見せた。
パラレルワールドを描いたコメディ調の特別編である第13話(EXエピソード)でも登場。グランたちがティアマトの加護を受けた上で連携することでようやく倒せた本編に対し、回想でジータ1人に難なく倒されたような描写をされ、同話では海水浴場から離島までジータたちを運ぶために海を歩いて渡らされるなど、「強大な兵器」よりも「心優しき巨人」のイメージに寄った描かれ方となっている。グラン編との落差を考えると、ある種の憐れみを誘う扱いと言えるかもしれない。