「あなた方の働きに敬意を表します
ですが、無用に歩き回ることは感心しませんね」
cv:戸松遥
概要
「グレイプニル」所属の正規ゴッドイーター。
真面目な優等生気質で、戦闘では後方支援やファーストエイドに優れている。
とあるコンテナの護送任務で灰域踏破船「クリサンセマム」に搭乗していたところ、クリサンセマムと行動を共にすることになった主人公やユウゴたち「ハウンド」と出会うことになる。
当初は、上記のセリフのようにややお堅い感じだったが、初対面の相手と接するのが苦手なだけであり、実際には心優しい性格。また、劇中の描写から当初からAGEには差別意識を持っていない。
実はヴィクトリアス家はかなりの名門であり、亡き父ランデルはグレイプニルの高官でもあった。父のようになりたいと自ら志願してゴッドイーターになったが、自身は何の権限もない一兵卒。
コンテナの中身がヒト型アラガミの少女であることが判明。彼女に「フィム」と名付ける。
彼女がグレイプニルに実験動物のように扱われようとしていることに苦悩し、自らの意思でハウンドたちのフィム奪還作戦に参加(ユウゴたちは「立場が悪くなるから」と、クレアを作戦から外していた)。その後もグレイプニルにハウンドたちが極刑にされそうになった時も、襲撃してきた灰域種アラガミの討伐を条件に減刑を要求したりと、次第に組織のためではなく自らの信念と仲間のために戦う強さを身に着けていく。
フェンリル本部奪還作戦後はグレイプニルに戻る。上記の越権行為などで免職の可能性もあったがエイブラハム・ガドリン総督の口利きで内勤に回されるだけで済んだ。
しかし、休暇を取ってクリサンセマムの皆に会いに来ているときにグレイプニルが決戦兵器オーディンの動力にAGEが必要なことを発表し、各地のAGEを徴収するという暴挙に出る。
これに反発したクリサンセマムは灰域踏破船で逃亡。クレアも自分の意志で再び彼らとともに行くことを決意し、遂にグレイプニルを離反した。
オーディンを巡る一連の騒動が終了後もグレイプニルの帰還要請を断り、正式にハウンドの一員となる。
余談
テイルズオブザレイズには、アリサと共に登場。魔鏡技は「ラグジュリアンスランサー」。
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以下、追加DLCのネタバレ
追加DLC「過去との邂逅」で、父の死の真相が明らかになる。
幼少期、父ランデルと兄エドリックを尊敬していたクレアだったが、兄は父と仲たがいを起こすようになり家出。しばらくして兄と再会し、父からは兄を警戒するよう忠告されるが、父と兄が和解してほしいと願うクレアはそれを無視して兄とひそかに会う事を止めようとしなかった。
そして、父と話し合いたいという兄に言われるがままに父と兄が二人きりで会えるよう計らうが、そこで父は兄に殺害され、兄も灰域内に逃亡し行方不明(死亡扱い)となってしまう。
家名が傷つくことを恐れたヴィクトリアス家の関係者たちにより父の死は侵入した賊の仕業ということにされ、いつしかクレア自身もその嘘を信じるようになってしまっていた。
シナリオ中での実験で自分が父の死の原因を作ったこと、それを記憶の奥底に沈めていたことを思い出したクレアは主人公の協力もあり真実を受け入れるのだった