ウォード(ベルウィックサーガ)
うぉーど
概要
シノン公国の老騎士でシノン公子リースの副官を務めつつ自らも前線に立つ。
豊富な経験と確かな戦術眼を持ち様々な無理難題にぶち当たるシノン公国軍およびリースに的確な助言を与え乗り切ってゆく武人。その手腕はリースの上司のバンミリオンから「うちにもウォードのような武人がいれば・・・」とうらやましがられるほど。前作のジジイとはえらい違いである。
また、好事家のエルスハイマーに時にはツッコミを入れながらもなんだかんだ言って仲良く付き合うなどの度量の持ち主である
一方で、娘のクリスとの折り合いがよろしくなかったり、女心に疎いことを秘書見習のロザリーに指摘されたりと、女性方面からの評判はいまいち。
ユニット性能
クラスはオールドナイト。リースと同じく任務及び後半の強制マップのみ出撃可能。また主人公のリースやヒロインのリネットと同じく重要キャラ扱いされていて、彼が死亡したり制限ターン付きのマップで逃げ遅れて捕縛されるとゲームオーバーとなる。
初期レベルと能力値はそれなりに高いがまるで成長しないという点では歴代の老騎士を彷彿させる。しかしながら筋力と俊敏は微妙だがHPと防御は成長したほかユニットと比べてもそれほど見劣りせず、剛健というスキルで軽症や戦闘不能にならずM盾技能もそれなりにあるため意外に打たれ強い。(そして俊敏は高くてもこのゲームは意外に被弾するので、逆に言えば防御がそれなりにあれば俊敏は低くてもそこまで問題はなかったりする)。また、今回は止めを刺さない限りは経験値が手に入らないので、逆に言えば削るだけなら彼が経験値泥棒をしてしまう心配もない。
加えて騎馬ユニットということで制限ターン付きマップで出撃させてもよほど不味い采配をしない限り逃げ遅れることはないし、護衛というスキルで回復役や防衛対象のNPCなどの打たれ弱いユニットを護ることもできる。意外に必要とされる場面は多いし最終章でもエースとまでは言わないまでも足を引っ張らない程度の活躍は十分できる。老兵だからと侮るなかれ。