概要
エルバートの代からフェレ家に仕えている古参の将軍で、エルバート、エリウッド、ロイの三代に渡って仕えた功績から、キャラクターズでは「フェレの守護神」とも書かれている。
厳格な性格で、小言は多いが主からも部下たちからも信頼されている。どちらの作品でも彼の支援会話は半分以上が彼が若者達を指導する姿を描いたもので、アレンに対しては柔軟な戦法を説き、外様のランスに対してはその経験を活かすこと、ウォルトには同じ年代の臣下としてロイの心を支えること、過去に戸惑うハーケンには今を見ること、女騎士のイサドラには「いかなる時も冷静に、あらゆる状況を想定して任にあたるべし」との教えを、ベテラン騎士としてそれぞれにアドバイスしている。
一方で甘いものに対しても舌が冴えており、食にうるさく、新人騎士として日頃から厳しく指導しているロウエンにも「腹満たされずして心もまた満たされず」との謎の格言を説いている。
ちなみに生来の無骨者で結婚はしておらず、臣下の意見としてロイの妃には是非リリーナ（様）をと支持しているが、リリーナがマーカスのアドバイスを全て聞くと、支援システムの都合上もれなくリリーナがロイと結ばれなくなる。
なお、烈火の剣ではマリナスと支援Ａにするとペアエンドになり、共にフェレの名物家臣となったことが語られる。
ユニット性能
封印の剣
クラスはパラディン。
いわゆるお助けパラディンのポジションで、最初は強いが成長は望めない。戦わせすぎるとまわりの成長を阻害してしまうため、シリーズのセオリーどおりにあまり戦闘させないほうがよい。
しかし、ハードモードでは状況が一変。敵軍の能力値に大幅な補正がかかり、マーカスでもギリギリ倒しきれないほど強くなるので、逆手にとって削り役として運用することで大活躍できる。
属性は氷。ロイ、アレン、ランス、ウォルト、リリーナの5人。
足並みの合うアレンとランスが組みやすいが、最後まで使えるほどの能力値にはならないため、組まないほうがいいだろう。
烈火の剣
クラスはパラディン。
兵種としては、前作より限界値が引き下げられ、やや弱体化。
本作でもお助けパラディンのポジション。年齢が若いためか、初期値・成長率・武器レベル全てが前作よりも高くなっている。速さと守備が伸びにくいものの、頑張れば最後まで使っていけるだけの強さになった。
なお、ハードモードでの敵軍の能力値の補正量が低下したことで、序盤の削り役としては機能しなくなっている。代わりに、高移動力で勇者の斧を振り回せるというアドバンテージを持っており、活躍の場は健在。この点はヘクトル編ハード（特に評価狙い）でかなり重要になる。
属性は氷。エリウッド、マリナス、ロウエン、イサドラ、ハーケンの5人。
ほぼ全員武器が丸被りになり、軍のバランスに影響が出やすい。強くなったとはいえ、本作でも途中でリタイアすることが多く、組まないほうが無難だろう。
