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ランエボの編集履歴

2019-10-17 07:20:29 バージョン

ランエボ

らんさーえぼりゅーしょん

ランサー(Lancer)、またはそのホットモデルであるランサーエボリューションとは、かつて三菱自動車から発売されたセダンを中核とする自動車(Cセグメント)である。 この項目では、曖昧さ回避の目的で標準モデルのランサーについても記述する。

ランサー(標準モデル)

三菱のセダンを中核とする乗用車。1973年から製造・販売が行われてはいる。

7代目の日本仕様車はランサーとしてではなく日本で販売中止になったギャランの後釜という位置づけにされており、エボでない一般グレードは「ギャランフォルティス」と呼称される。ただし、その「ギャランフォルティス」は2015年3月をもって販売は打ち切られた。


ちなみに初代モデルはヒュンダイの初のオリジナル車・ポニーのベース車にもなった。

またランサーフィオーレが、今ではロータスを子会社に持つマレーシアの自動車メーカープロトンの初のオリジナル車・サガのベース車にもなった。(共にエンジン・プラットフォームがランサーの流用なのでオリジナル車とは言い難い)


ランサーエボリューション

ランサーをベースにして製作されたホットモデルであり、高い人気を誇る。

尚、エボⅩをギャランフォルティスベースと言う場合があるが、これは半分正解、半分間違いである。確かに日本仕様車だけを見ていた場合は間違いない。だがそもそもギャランフォルティス自体がランサーそのものであり、実際海外では同車をランサーとしているためである。


初代は中東向けの頑丈な車体をベースにしており、事前の宣伝がほとんど無かったにも関わらず瞬く間に完売となり、すぐさま追加販売されるほどの人気ぶりであった。


英国では2009年に、最高403psを叩き出す歴代最強のスーパーマシンとして「ランサーエボリューションX FQ-400」が発売された。

ちなみにFQとは、「ファッキンクイック(くそ速い)」の略である。


ランサーMR

シリーズ中の一部に用意されるMRグレードはエボのターボチューンではなくNAチューンに特化したモデル。

駆動方式はFFのみだが前後ディスクブレーキが装備される。インテグラTYPE-Rあたりをライバル視したと思われる。

ちなみにMRとは「Mitsubishi Racing」の略であって、決してミッドシップリアドライブの略ではない。


ランサーの消えた日本市場

先述のように2011年4月時点では、標準車はモデルチェンジにあたり日本市場の特殊事情故にギャランの名を冠され「ギャランフォルティス」を名乗っていた。ちなみに、本当のギャラン(2016年時点では中国市場のみ発売)は全幅1.84m・全長4.85mもあるラージセダンであり、とても日本で売れるようなサイズではない。また、日本仕様車最後のギャランと現行ランサーのディメンションが近く、またギャラン及びディアマンテユーザーの代替車となりうる車種が存在しない事が日本仕様車の名称変更の理由として挙がる事もある。

そのためか、あの時点ではランサーの名称は日産・ADのOEMモデルであるステーションワゴン型ライトバン「ランサーカーゴ」(2代目。初代は内製)およびランエボにのみ残っており、標準モデルがクルマ自体は存在するのに名称上は存在しないという少々いびつな状態となっていた。


→2015年3月を以てギャランフォルティス販売終了、おまけに4月10日に「ファイナルエディション」をもって日本国内での「ランサーエボリューションX」の製造・販売を終了することを発表。

2016年2月にはランサーの自主開発を取りやめることを発表した。2017年12月20日をもって日本国内でのランサーの生産を打ち切った。

そして2019年4月を持って日産から供給を受けた上で販売していたランサーカーゴが廃止された。結果、日本市場から完全にランサーの名称が消滅した。


2017年2月14日、台湾で「ランサーフォルティス」と「ランサーイオ」の統合改良版として「グランドランサー」を発表。同年4月から発売。三菱自動車・三菱ふそうトラック・バスの台湾でのパートナー・中華汽車がランサーシリーズの開発を引き継いだ。


イメージリーダーとしてのランサー

ランエボはパジェロと並んで同社のイメージとなっており、同社が登場した作品も「頭文字D」、「湾岸ミッドナイト」、「ワイルドスピード」、「デッドヒート」、「フー・アム・アイ?」、「超速伝説ミッドナイトチェイサー」、「TAXi」などなど、多岐にわたる。


またラリー最高峰であるWRCにおいてもランサー時代から参戦しており、90年代のラリーシーンではトヨタ・セリカ、スバル・レガシィインプレッサと共にその名を轟かせている

現在ではレギュレーション違いにより撤退しているが世界各国のラリーやPCWRCで健在であり、性能の高さを裏付けている。


生産終了

しかし、近年はハイブリッド車などエコカーの人気に押されたこと(三菱自身もアウトランダーPHEV、パジェロ及びデリカD5のクリーンディーゼルに注力している。パジェロを筆頭とした同社のブランドイメージを考慮すれば、SUVに注力するのは決して間違いではないといえる。)や2000年・2004年に発覚したリコール隠し問題の発覚によって三菱全体のイメージダウンによって売れ行きが激減したことから、三菱自動車はランサー全体として通算7代目・エボとして第4世代・10代目となるエボⅩで生産を終了する方針を固めた。

これによって、共に日本のスポーツカー・ラリーカー市場を盛り上げてきたスバル・インプレッサWRX(後に独立車種WRXとして分離)と明暗が分かれる形となった。


これによって、自社生産車種及び乗用車としてのランサーの歴史には完全に幕が下りたのは前述の通りである。


関連イラスト

初代

隣の印度人。


2代目(ランサーEX)

[再投稿]三菱ランサーEXターボ2000Gr.4


ランサーフィオーレ

若い大人のランサーフィオーレ


3代目

(画像募集中)


4代目

・標準車
ランサー1800RS


・エボⅠ
LANCER EVOLUTION Ⅰ 習作


・エボⅡ
LANCER EVOLUTION Ⅱ 習作


・エボⅢ
三菱 ランサーエボリューションⅢ カラー


5代目

・標準車
落書き138


・エボⅣ
ランサーエボリューションⅣ


・エボⅤ
ランエボⅤ


・エボⅥ
七色魔女3用色紙 その3


 トミ・マキネンエディション
ひたぎエンスト


・東南汽車(中国)・リオンセル
【アジアンランサーはネタの宝庫】#1:東南汽車 リオンセル


6代目

・初期(ランサーセディア)
三菱・ランサーセディア


セディアワゴン


・中期(ブーレイ顔)
USノリなランサー


・後期(画像募集中)


・エボⅦ
メロンブックスADVANランサー と めろんちゃん


・エボⅧ
三菱ランサーエボリューションⅧ


・エボⅨ
ランエボ9MR


 エボワゴン
過去絵第1弾 エボワゴン


7代目

・標準車(日本名ギャランフォルティス)
Mitsubishi Galant fortis


・エボⅩ
MITSUBISHI Lancer Evolution X


関連タグ

三菱 ランサー ギャランフォルティス

岡山県倉敷市(製造拠点がある)

海外生産車など

東南汽車リオンセル

プロトンサガ/ウィラ/ペルト/インスピラ

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