概要
萬子、筒子、索子のどれか1種類と字牌のみを使って和了すると成立。3翻。但し副露している場合食い下がって2翻となる。
3翻役ではあるが下手な1翻、2翻役よりも出現頻度は多く、間違いなく3翻役の中では最も出やすい役で、三人麻雀だと萬子の中張牌が抜かれているため更に頻度が多くなる。
配牌の時点でどれだけ数牌が一種類になっているか、というのが成否の鍵であり他の種類の数牌は一切使えない為捨て牌にそれらがボロボロ捨てられる事となる。字牌が少なければ上位役である清一色へと移行することが多いだろう。
前述の通り、1種類を除く数牌が河にどんどん捨てられることになるため、中盤以降、下手すると序盤でさえ他のプレイヤーにばれやすい役で、また赤牌ありだと役の特性上1種類しか使えない欠点もある。また、副露した場合、他に役が無いと最悪2翻30符で2000点となる。この場合バカホンと呼ばれる。
一方で、役牌やドラが絡むと容易に満貫以上が見える為、注意が必要。
ホンイツと略される事も多い。昔はホンイチと言われたが今ではあまり言わない。また、門前で完成した混一色はメンホンと呼ばれることが多い。この場合3翻確定であり、立直をかければ満貫が確定する。
中国麻雀では6点役で、リーチ麻雀と打って変わって配点が高くないため、和了するには役牌(2点役)等との複合で8点以上にする必要あり。
余談だが、メインイラストの様に、緑一色の状態で「ホンイツ」宣言するパロディイラストが時々、掲載されている。詳細はダディクールの項を参照。