概要
行政上の首都はプレトリア、司法上の首都はブルームフォンテーン、立法の首都はケープタウン、最大の都市はヨハネスブルグ。
古くから金などの希少金属の埋蔵量が非常に豊富であったこともあり、アフリカ諸国の中では最も経済的に豊かな国である。とはいえ、長年続いていた差別政策であるアパルトヘイトの影響もあり、白人と黒人等の非白人層との間では今なお経済面や識字率・就業率に大きな隔たりがある。こうした経済格差もあり、BRICS諸国の中では最も治安が悪く、しかも毎年悪化の一途を辿っている(戦時中レベルで殺人をはじめとする凶悪犯罪が頻発している)、これに加えて世界屈指のエイズ蔓延国という負の側面も抱えている。
近年では、長年多数派の黒人を抑圧してきた白人に対する襲撃事件が増加しており、身の危険を感じて生まれ育った母国を後にする白人層も増えていると言われている。
サッカー人気が高く、2010年に、アフリカ大陸で初のFIFAワールドカップが開催されている(残念ながら南アフリカ代表は自国開催としてのアドバンテージがありながら不振に終わり、開催国として大会史上初となるグループリーグ敗退を喫してしまっている)。
また、ラグビーが大変盛んな国としても有名で、南アフリカ代表(通称:スプリングボクス)はワールドカップで過去2回の優勝を誇る強豪チームの1つとしても有名である。
BRICS諸国として一員。
南アフリカはBRICS諸国としての一員の面を持っておりBRICS開発銀行の出費国である。