南アフリカ共和国にて1948年に施行され、白人と黒人をはじめとした有色人種を隔てる政策。
冷戦時代は西側諸国でレアメタルが採掘できるのは南アフリカだけだったため、西側諸国は南アフリカを批判することができなかった。
1989年に冷戦が終結すると東側諸国からもレアメタルを買うことができるようになり、南アフリカへの経済制裁が激化。1994年にやむなく廃止され、ネルソン・マンデラ氏が初の黒人大統領となった。
廃止されたはいいものの、白人の居住区に黒人が大量に流れ込んだことで南アフリカの治安が悪化することになった。
なお、南アフリカ共和国は、イギリス系白人の中には他の系統の白人を「2級白人」と見做す者も居る、というような白人内の差別のエグさでも有名である。