概要
南アフリカ共和国最大の都市。
19世紀に金鉱脈が発見され、アフリカやヨーロッパから労働者が集まり、都市が成立した。
現代では金鉱は衰退した代わりに、同国における工業・金融・メディアの拠点として繁栄している。
治安
治安が極端に悪く、「死にたい人にお薦めの危険な街」「リアル北斗の拳」とまで言われた。
FIFAワールドカップを機に治安改善に取り組んだが、近年アフリカ各地からの不法移民の増加や、経済不安もあって再び治安が悪化傾向にある。
ヨハネスブルグは元々ヨーロッパ系の白人が多い街であったが、治安の悪さに耐え兼ねて白人の知識人層が国外に逃げ出しているほど。
実際のところ、他のアフリカ主要都市や中南米よりはマシとも言われているが、それでも日本とは比較にならないほど治安が悪いのは確かなので、日本の外務省も「十分注意するように」と呼びかけている。
事例
- 軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
- ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
- 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
- 腕時計をした旅行者が襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた
- 車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
- 宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
- タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた
- バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった
- 女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がAIDSを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
- 「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
- 「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
- 最近流行っている犯罪は「石強盗」。石を手に持って旅行者に殴りかかるから
- 中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。(一度襲われてまた襲われる確率が50%)
- 殺人事件による死亡者は1日平均120人(※)、うち約20人が外国人旅行者。
※近年は減ってきたそうだがそれでも1日50人。これは日本だと2カ月分(注:日本の特定都市ではなく日本全国で)に当たる。
近代都市
犯罪都市としてのイメージが強すぎる余り途上国の魔都だと思われているが、実はアフリカ屈指の近代都市であり、国際空港や鉄道網が整備されている。ダウンタウンに高層ビルが立ち並ぶ様は他のアフリカの都市には見られない。
インフラが整備され、アフリカ随一の情報・金融拠点であるため多国籍企業が多数置かれており、日系企業や進出している。日本人学校も存在する。ただしダウンタウンは流石に治安が悪すぎるため、駐在員は治安が比較的マシな郊外に邸宅を構えることが多い。
関連項目
以下はあまり関係が無いが、これらの作品を知っている人ならいかに恐ろしい場所かわかるはずである。