※この記事には、単行本未収録内容が含まれていますので、単行本派の方、TVアニメ派の方は閲覧しないことをオススメします。
「こん国にはもう…強き「侍」を従えられるような本物の「男」もおらん!!」
「侍ナメんなよ…!!」
「おいどんは…!!死に損のうた!!」
概要
ワノ国の盗賊団『頭山(あたまやま)盗賊団』棟梁。その正体は、錦えもんらと共に光月おでんに仕えた赤鞘九人男の一人「アシュラ童子」。
九里の山の森の中を拠点としている。
ホールデムは自身のナワバリで暴れるルフィたちを酒天丸の部下だと誤解し、ルフィたちを人質にして彼を捕えるつもりだった。
つまり現状、百獣海賊団ですら彼と彼の持つ勢力に苦渋を味わっている。
ワノ国の中でも指折りの実力者であり、旱害のジャックとも互角に切り結ぶほど。
百獣のカイドウとの交戦経験もあり、カイドウはそれほどの強者である酒天丸を部下に加えたがっている。
人物
牛を乗り物としている。
カイドウは部下にしたがっているが、取り入るつもりはなく反抗の姿勢を示している。
戦闘能力
ジャックと互角に渡り合える程の実力を持つ。
武器は花柄の鍔の刀。
来歴
過去
追放された浪人や罪人たちが集い流血沙汰の絶えない無法地帯「九里」での一番危険な人物「アシュラ童子」として名を馳せていたが、手下もろとも光月おでんに敗れる。
その後、おでんの人柄に惚れ込み、彼を主君として認めて仕えるようになる。
おでんが処刑された後はトキの言葉を信じて20年モモの助たちを待ち続け、10年前にはしびれを切らした者たちが鬼ヶ島に攻め入った時は必死に説得を試みた。
また、九里の廃港に密かに船を集めたり、鬼ヶ島にあるカイドウの屋敷図を手に入れていたりと準備をした。
ワノ国編
おでんの死から約20年経ち、現在はワノ国の現状に絶望し、頭山盗賊団を率いて貧しい市民から容赦なく食料を奪ったり、盗賊として虚しく生きている。
旱害のジャックからの勧誘には刃を持って答え、一戦を交える。その後、20年前に失踪したかつての同志錦えもんと再会し、カイドウとオロチ達への反逆とワノ国の開国を目指す彼から再び協力を求められるも、自身はあくまでおでん個人に惚れ込んだだけで光月家に仕えたわけではない、20年もワノ国を離れていたお前たちにはブランクがあると一蹴し、イヌアラシと刀を交えた後、頭山盗賊団を率いておでん城跡地を去ってしまう。
錦えもんの策に乗せられたホールデムによってアジトの頭山を放火され、ホールデムを倒すべく博羅町へ向かうが、錦えもんらと遭遇し、羅刹町から映された康イエの処刑を目撃することとなる。
自分を陥れた錦えもんに怒りを向けるも、必死に協力を要請されると、20年の間に散っていった同志達の墓標に彼らを連れて行き、そこで協力の意を示す。