概要
空気中に最も多い成分である窒素を液化させたもの。
窒素の沸点(液体から気体、気体から液体になる温度のこと)は、マイナス196 ℃という超低温であり、科学実験や工業に使用されたり、近年では爆弾の解体作業にも使われるなど、様々な分野で役立っている。
バラエティ番組で薔薇を浸けて凍らせ、粉砕するシーンがお馴染みだろう。
創作において
SF映画や漫画などの様々なフィクション媒体で、極低温を伴う武器・兵器として使われている。
グレネード弾の弾頭に詰めこんで生体にブチ込んだり、高圧で圧縮し氷手裏剣を形成したり、酷い時は全身に景気よくぶっかけたりしている。
しかし、高い揮発性を持つ液体窒素をいかにして閉じ込めるか、または極低温をどうやって扱うかなどの疑問が残る。
当然、実際に人体めがけて液体窒素をブチ撒けたら洒落にならないので、良い子も悪い子も真似しないでね!