概要
艦船擬人化シューティング・ゲーム「アズールレーン」に登場するキャラクター。
ステータス
内容 | |
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名前 | スペンス |
英語 | USS Spence |
中国語 | 斯彭斯(sīpéngsī・スパンス) |
レアリティ | N |
艦種 | 駆逐 |
陣営 | ユニオン |
進水日 | 10月27日(1942年) |
CV | 芳野由奈 |
イラスト | Lino |
入手方法 | 小型艦建造(恒常)、戦力支援、海域ドロップ |
その他実装状況
現在の状況 | |
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ボイス | 2018年4月19日のメンテ後に実装 |
改造 | なし |
常設イベント | なし |
着せ替え | なし |
Live2D | なし |
キャラクター
基本情報
「あああの、スペンスは頑張ります!」
艦船擬人化シューティング・ゲーム『アズールレーン』に登場するキャラクター。
配信開始時からいる最初期の駆逐艦。フレッチャー級駆逐艦の一人であり「リトル・ビーバーズ」(ビーバーズ隊)の一員。
建造の「小型艦建造」にて恒常排出していたり、「戦力支援」にて勲章1枚との交換出来たり、特定海域下において一定確率でドロップするが、レアリティがアズレン内では一番低いノーマル艦となっており、その所為でゲーム内でも非常に見かける機会が多い。
名前の由来はサイアンの指揮を主に執っていた米海軍のロバート・T・スペンスから来ている。
主な性格
立ち絵や文章からも見てとれる通り臆病な性格で、何かと後込みをしがちな女の子。
一口に臆病といえど、その臆病さ加減は尋常ではないほどで「ひぃ~!」「ううぅ……」「あわわ」など、とにかく何かアクションを起こす度に驚いたり怖がったりするほどのレベルである。
これは指揮官がスペンスをいじめていたりするわけではなく、ごくごく日常的な反応で、指揮官に限らず母港の仲間達とでもこの様な状態に陥っている事がざらにあり、例えばアニメ9話において綾波との会話ですら、涙を浮かべながら、顔をあまり合わせず会話をするほどであった。いつも共に行動をしているビーバーズのメンバーとのシーンでは、比較的穏やかで笑顔も多かったため、初対面やそれに近しい者の場合は極端にあがってしまうのかもしれない。
非常に引っ込み思案な女の子ではあるが、決して自己評価が低いわけではなく「指揮官さん…スペンス、期待に応えるように頑張ります!」といったセリフからも分かるように、恐怖心と向き合いながらも指揮官の為に一生懸命尽くす艦であり、健気で努力家な部分も垣間見れる。
一人称は「スペンス」、指揮官のことは「指揮官」と呼ぶ。
艦としての性能
スキル
全弾発射は所属時の時点では解放されておらず、最低でも一度上限突破を行う必要がある。スペンスの固有スキルは現時点では実装されていない。
スキル名 | スキルタイプ | スキル内容 |
---|---|---|
快速装填 | 攻撃(汎用) | 20秒毎30.0%(→60.0%)で発動。10秒間自身の装填が20.0%(→40.0%)アップ |
全弾発射-フレッチャー級I | 攻撃(汎用) | 自身の主砲で15回(→10回)攻撃する度に、全弾発射-フレッチャー級I(→II)を行う |
上限突破
上限突破を行うことによりスキルの習得や能力強化を行うことが出来る。
段階 | 突破内容 |
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初段 | 全弾発射スキル習得/武器補正+2% |
二段 | 魚雷装填数+1/開始時魚雷+1/武器補正+3% |
三段 | 全弾発射弾幕強化/武器補正+5% |
性能
「快速装填」という20秒ごとに一定確率で自身の魚雷装填速度を上昇させることが出来る汎用スキルを持つ。
フレッチャー級駆逐艦ということもありフレッチャーのスキル「お姉さん気質」の恩恵を預かれる為、能力を全体的に底上げ出来るキャラである。(フレッチャー級駆逐艦の火力、回避を上げる事の出来るスキル。それ以外にも駆逐艦を支援出来るスキルも持つ)
ノーマル艦であるため初期の消費燃料が1と非常に低燃費なキャラであり、これの影響で「フレッチャー艦隊」という界隈ではお馴染みの低燃費パーティーの一人として活躍する。
全体的に能力が控えめなのもあり、特に回避が低いため高レベル海域では使いにくく、ストーリー攻略には滅法向かないが、レベルさえきちんと上げておけば、3-4などの低レベルの重要海域はノーマル艦でも余裕をもってクリアすることが出来る。SSRドロップを狙った周回こそ、スペンスはその真価を発揮するため、なるべく無凸で運用を試みたい。
またスペンスは最初期の艦である所為もあって、レアリティ数に応じてアイテムなどを入手出来る図鑑システムのメンバーにも抜擢されており『ビーバーズエムブレム』の入手条件である『ビーバーズ隊の最大レアリティ(★数)の合計を17以上にする』に含まれている。
ビーバーズエムブレムはパーティー全体の駆動力を格段に上げる唯一の装備であり、特に重巡を構成内に入れている指揮官の場合はもはや必須装備と言っても過言ではないレベルである為、周回の運用は考えていなくとも最低でも2凸レベル30までは育てるべき艦といえる。
とはいえ、愛をもってしっかり育てて装備もきちんとしておけば、ストーリー攻略でももちろん活躍の機会は大いにあるので「俺はスペンスが好きだ!」という指揮官は是非彼女とのケッコンも視野に運営していこう。
2019年12月現在改造は実装されていないキャラクターであるので、改造後の彼女の新たな可能性に期待したいところだ。
友好関係
アズールレーンにおいて、ビーバーズは個々のキャラクターではなくビーバーズ単位として扱うことが非常に多く、他の4人とセットで登場し、無邪気な姿を見せていることが多い。
その使い勝手の良さからかアニメの背景にも度々登場し、特に通常泣いている事が多いスペンスは、ビーバーズの面々と一緒にいる時は笑顔で行動していたり、他の子と変わらず談笑をしていたりと、ビーバーズの仲の良さ、信頼関係の厚さは彼女の表情から明確に受けとる事ができ、一線を画し際立っている。
その中でも特に姉のサッチャーとの関係は濃く書かれており、関係が深い。しかしスペンス当の本人はサッチャーのいたずらに振り回され困っている模様。壁紙やグッズのイラストやPVなど、何故かことあるごとに胸を揉まれていたり、他にもいきなり後ろから忍び寄ってみたりして驚かされていたりしている。
基本は「サッチャー姉さん」呼びであるのだが、バレンタインの時には何故か2年連続で「サッチャー」と呼び捨てにしている。二回とも呼び捨てということは設定的に何か意味があるのではないかと目されているが、特に言及はなく、その意図は謎に包まれている。
このようにサッチャーとは接点が何かと多いが、実際に史実でも転戦中にサッチャーはスペンスと接触事故を起こしており、艦の記憶をもとにキャラクター像を作り出しているアズールレーンとしては、スペンスを語る上でサッチャーは切っても切れない関係にある。
特殊イベント
バレンタインデー(2018年)
『し、指揮官…え、えっとチョコ作ってみたけど…あ…あれ?なんか違う……ええぇぇぇ!サッチャーが入れ替えたの!?』
初めてのバレンタインデーということで、指揮官の為に作ったチョコレートを渡そうとしたものの、サッチャーの手によってすり替えられるというハプニングが起こってしまうという、なんとも踏んだり蹴ったりなバレンタインであった。普段は胸ばかり揉んでいるサッチャーが珍しく別のいたずらを行った数少ない事例ではあるが、当の本人からしてみればなかなかに傍迷惑なハプニングである。本当は渡せたら良かったのであろうが、それでもスペンスが指揮官を大切な人と感じてくれている一つの思い出となるイベントとなったことは間違いないであろう。
バレンタインデー(2019年)
『さ、サッチャーのチョコじゃないよ!スペンスの作ったチョコだよ!ビターとかスパイスとか入ってないから安心して食べていいからね!』
手作りチョコレートを渡しそびれた前年の二の舞は演じず(ほぼサッチャーのせいだが)、なんとかこの年はチョコレートを渡せたようである。そしてさらっとここぞとばかりの意趣返しとも取れる、今年のサッチャーによる策略のネタばらしを含んだ言葉を述べている。食べ物の恨みはいつの時代も恐ろしいのである。
元ネタ
アメリカ海軍のフレッチャー級駆逐艦「スペンス」が元ネタとなっている。
駆逐艦サッチャーそのものの詳細は「スペンス」の欄を要参照
日付 | 備考 | |
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起工 | 1942年5月18日 | バス鉄工所にて起工 |
進水 | 1942年10月27日 | 姉のサッチャーより早い進水 |
就役 | 1943年1月8日 | 姉のチャールズ・オースバーンよりも早い就役 |
退役 | - | 1944年12月18日、コブラ台風により沈没 |
除籍 | 1945年1月19日 | - |
売却 | - | - |
関連タグ
キャラクター
関連内容 | |
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フレッチャー | フレッチャー級駆逐艦。実姉でありフレッチャー級の長女 |
チャールズ・オースバーン | フレッチャー級駆逐艦。リトル・ビーバーズのメンバー。ビーバーズ隊長であり実姉 |
サッチャー | フレッチャー級駆逐艦。リトル・ビーバーズのメンバー。実姉 |
オーリック | フレッチャー級駆逐艦。リトル・ビーバーズのメンバー |
フート | フレッチャー級駆逐艦。リトル・ビーバーズのメンバー |
所属・その他