1.ラバーカップの俗称
2.カメの一種。
スッポン鍋や生き血などが有名。
以下、2について記述する。
スッポン(生物)の概要
通常の亀と違い、甲羅は比較的に薄くやわらかく軟骨質で、手足と比べて首が長い。ただし、首以外を甲羅の中に引っ込めることはできない模様。
また顎の力が非常に強力で、不用意に指を近づけると喰いちぎられる恐れがある。
昔から食材として重宝され、現在でも高級食材として扱われる。
骨以外のほぼすべての部位を食すことが可能。
栄養価が高く、特に精力増強や美肌によく効くと言われ、スッポンのエキスをサプリメントとして生産・販売する企業も多い。
特に精力増強効果は昔からよく知られ、男性がスッポンの生き血を飲んで、翌朝エライことになるというのはよく聞く話である。
大抵は鍋料理にして賞味されるが、中には生きたスッポンを木綿でぐるぐる巻きにして火中に投じ、丸焼きにする「地獄焼き」なる豪快な料理法も存在する。
また、一度食らいついたら容易には放さない様子の喩えとしても用いられる。
俗に「雷が鳴っても離さない」とも言われるように上記の通り一度噛み付くと力ずくで外すのは無理だが、体を水に浸してやると嘘のようにあっけなく離したりする。
また、カメの仲間で唯一「唇」がある事でも知られる。スッポンを含むカメ類は歯を持たないが鋭い嘴を持っており、スッポンの唇はその嘴を保護する為に発達したと推測される。
上述の通り噛みつく能力もさることながら、実はイソップ寓話『ウサギとカメ』の常識が通用しないほどの俊足の持ち主としても知られる(「関連動画」参照)。ただの亀だと思ってナメてかかると痛い目に遭う……かもよ?