概要
反魂とは、魂を呼び戻す、死者を蘇らせるという意味。
中国および日本では、焚くとその中に死者の姿を映すという「反魂香」の故事がある。また蝶は魂の象徴であり、作中でも幽々子が西行妖の根元に埋まっているという死体を蘇らせるために使用したが、失敗した。
pixivでは主に幽々子が蝶と共に描かれるイラストにタグとして付けられる傾向がある。
東方妖々夢
幽々子を撃破した後に「???」が使用する。「???」は幽々子を影にしたような外見で、背景には西行妖が現れる。BGMも幽雅に咲かせ、墨染の桜からボーダーオブライフに変わり戦闘を盛り上げる。
弾幕の内容としては青垂直蝶弾→赤斜め蝶弾→赤大玉+レーザーを繰り返す耐久スペルになっている。また、一定周期に桜アイテムが落ちてくる。
スペルカード名は難易度によってバリエーションがあり、
「反魂蝶 -一分咲-」(Easy)
「反魂蝶 -参分咲-」(Normal)
「反魂蝶 -伍分咲-」(Hard)
「反魂蝶 -八分咲-」(Lunatic)
となっている。封印されていた西行妖が「満開」になると反魂の術が完成し、西行妖の根元の人物(西行寺幽々子)が復活するはずだが、それによって本人が死亡(成仏)してしまうため「開花」することはない。
東方永夜抄
永夜抄では、プラクティスモードにラストワードとして「西行寺無余涅槃」が出てくる。
弾幕としては「反魂蝶」にそっくりで内容もその上位種といった感じだが、攻撃が早い・耐久スペルでない・アイテムが出ないという違いがある。
そしてクリアすると出てくるZUNのコメントには、「幽々子の最大奥義、彼女の死」と、驚きの内容が書かれている。類似した攻撃方法も併せて考えれば、あえて似せて作られておりこれこそが「反魂蝶 ‐満開‐」と言えるのかもしれない。
東方非想天則
スペルカードとして登場(3コスト)。周囲の足元から上に向かって放射状にレーザーを放つ。
使用回数に応じて性能が上がる特性があり、使用可能限度の4発目には発生も速くなり対戦相手の霊力・体力を削るのに大いに役立つことだろう。
元ネタ
弾幕自体はエスプレイド5面後半とIkaruga Finalを参考にしたと思われる。
※リンク注意
http://www.youtube.com/watch?v=j6PnytsEpTk
http://www.youtube.com/watch?v=EGNSdcy-apU&feature=related