臥信
がしん
小野不由美の小説『十二国記』の登場人物。
概要
戴国瑞州師右将軍として泰王驍宗に仕えている(『黄昏の岸 暁の天』時点)。
先王驕王の下では、禁軍左将軍だった驍宗の師帥を務めていた。
驍宗が登極して半年の後、驍宗に対する大逆が起こり現在行方が分からない。
人物
李斎曰く、“用兵家としては傑物”“王師の訓練で手を合わせるのが一番苦手な相手だった。”“臥信は奇計奇術の将だ。行動を読みにくく、油断がならない。それは英章も同様だったが、英章の陰に対し、臥信の詐術には奇妙な明朗さがあった。”
また、主君である驍宗にも遠慮がなく、気が尖っていた驍宗に「そばに寄るのは怖くて嫌だ」「腹を空かせた虎のそばにいるような気分がする」と言い放ったらしい。