三枝の国盗りゲーム

さんしのくにとりげえむ

朝日放送制作のクイズ番組

概要

1977年10月から1986年3月まで放送された。元々は関西ローカルだったが、1979年4月にテレビ朝日系列局（ほか）全国ネット番組に昇格している。

ボード上の日本地図で陣地を増やしていくクイズ番組。

早押しクイズに正解すると好きな都道府県を1つ獲得できる。

残りの都道府県が8つになるとクイズは終了し、なぜか坊主めくりが始まる。残りの都道府県から1つずつ選んでいき、坊主を引いたら獲得した領土は全没収されてしまう。その領土は姫を引いた人が獲得できる。

最終的に最も多くの都道府県を獲得した解答者が3つに分かれた佐渡島のパネルから1つを選び、姫が出れば海外旅行獲得となる。

このように、戦略性がないどころか最終的には完全に運のみで勝敗が決まる番組だが、坊主めくりが始まる前の時点でのトップ賞も一応ある。

海外旅行獲得のためのゲームのやり方がレバーからボタンに変更されたのは、レバーを引っ張ると姫または坊主が天井からつるされて現れる演出が「首つり自殺の様で縁起でもない」と言われたため。なお、ボタンを押した場合は、箱の中から姫か坊主が飛び出す仕組みになっていた。

また、坊主をうっかり出してしまった場合は、いかにも脱力しそうなBGMと、うっかり出してしまった解答者をあざ笑うかのようなサウンドエフェクトが流れた。