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百人一首坊主の詠み手の描かれたをめくる遊び

かるたができなくても絵札があれば遊べるということで、よく正月の余興や小学校の休み時間などに行われる。

基本的なルールは「100枚の絵札をよく切って重ね、その周囲に車座になって座り、一人ずつめくって手札を増やす。坊主が捲れると手札をすべて捨てる。最後に残っていた手札が一番多い人が勝ち」というもの。

ぶっちゃけ戦略性もへったくれもないが、ハゲかそうでないかさえ見分けられる年齢なら子供から老人まで楽しめること、5,6人以上で一斉に遊べることなどから人気がある。

ここにいくつかのローカルルールがあり、特に「を引くと何かのボーナス」というルールが採用されやすい。

そしてイラスト次第では御簾の陰にいるせいで「髪の毛が生えているのか分かりづらい」「お姫様っぽくない」などで揉めることがあり、これを足りない知識からひねり出した屁理屈で言いくるめる口プロレスも楽しむという実に素朴な遊び。

ここから転じて、トレーディングカードゲームで「山札をめくっていき、めくれたカード次第で有利不利が決まる」というデッキや、それが支配的になりすぎた環境のことを「坊主めくり」と揶揄することがある(cf.MTGの「続唱ジャンド」全盛時代、カードファイト!!ヴァンガードの蔑称「スタイリッシュ坊主めくり」、ヴァイスシュヴァルツシャドウバースの蔑称「萌え萌え坊主めくり」など)。

いずれにせよ、あまりいい意味では使われない。

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坊主めくり
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