概要
天才科学者「リック」とその孫息子「モーティ」が繰り広げる、エロありグロありなんでもありのSFコメディアニメである。制作はジャスティン・ロイランドとダン・ハーモン。
海外では2013年から放送されており、日本では2017年からNetflixで配信されている。2019年12月現在シーズン4まで配信中。(Netflixの作品ページに飛ぶ。)
海外作品のためpixiv内でタグが表記揺れをしており、検索するときは英語表記や中黒が抜けている、アンドが記号に置き換わっているタグ等に注意が必要である。
キャラクター
- リック・サンチェス(CV:Justin Roiland/多田野曜平)
本作の主人公その1。
アルコール依存症で人命軽視のマッドサイエンティスト。本作のトラブルは大体彼が原因。
自分の頭脳に絶対の自信を持っており、過信ではなくガレージのガラクタで宇宙船を作れる程の頭脳を持つ。
しかしその反動、あるいは無限にある時間軸や無数の並行世界を見たせいなのか価値観や死生観は常人のものではない。愛なんて脳内物質による一過性の感情という認識、他人が死んでも気にせずクローンで誤魔化す、世界が滅亡しても平和な別次元に移ればいい等と主人公に到底ふさわしくない人物である。
だが天才故の孤独や悩みもあるのか、孫のモーティには比較的甘く執着している。しかし彼に暴言を吐いたり見捨てたりするのはよくある話。モーティをペットや自分の玩具だと認識している節がある。また、彼の抱える虚無に理解を示したり、ギャグセンスについていけるものとは友人関係を結んだりもする。愛は幻想などという割に元カノにフラれた時は自殺に及ぶなど、その内に矛盾を抱えている。誰が呼んだか汚いドラえもん。
- モーティ・スミス(CV:Justin Roiland/千葉啓介)
本作の主人公その2。
リックの孫息子で彼の冒険に連れまわされては大変な目にあう14歳の少年。
祖父とは違い心優しく一般的な価値観を持っているが遺伝なのか家庭環境故なのか時折黒い面を見せる。
小心者で吃音がひどく、会話の途中で言葉に詰まることが多い。しかし何らかの理由で臆病さや理性のブレーキが無くなると変貌する。彼に限らないがシーズンが進むとさすがに問題に慣れたのか度胸がつきリックに反抗することも。同じ学校に通うジェシカという女性に惚れており、彼女にリックの道具でアプローチをすることもあるが……。こちらもリックに習い汚いのび太と呼ばれることも。
- サマー・スミス(CV:Spencer Grammer/松井暁波)
リックの孫娘でモーティの姉。人気者になりたがりなごくごく普通のティーンエイジャー。
最初の頃は出番も少なかったが、良くも悪くも様々な冒険をしているモーティがうらやましくなり、シーズン2くらいからリックとモーティの冒険に同行する事が多くなった。
実は出生理由が重い。
- ベス・スミス(CV:Sarah Chalke/入江純)
リックの娘でモーティ、サマーの母親。
もともと人間の外科医を目指していたが、サマーを17歳で身ごもった事により獣医になってしまった。
幼少期にリックと彼女の母親の離婚を経験しており、それが後を引いているのかリックを盲目的に信じているところがある。また、彼女も家庭環境なのか遺伝なのかヤバイところはヤバイ。
- ジェリー・スミス(CV:Chris Parnell/村治学)
ベスの夫でモーティ、サマーの父親。
一家の中で一番常識的な性格をしているが、言ってしまえば無能気味の凡人。
家族を常に危険にさらすリックは嫌っており、凡人ゆえの劣等感からかリックに対抗してアレやコレやと色々するが結果を出せないというのがよくあるパターン。
神ごとき知能を持つリックは良くも悪くも家族の中で話題になりやすく、逆に彼はハブられ気味である。
だがリックがやらかした後は時折男を見せることも。
関連タグ
本作の元ネタ。起源はバック・トゥ・ザ・フューチャーのパロディ作品だが、それをもとに展開させたものが本作である。リックはドクの、モーティはマーティのパロディなのである。
ちなみに肝心の内容は……。