概要
ホンダが発売しているスクーター。
2020年時点では、PCX、PCX150、PCXハイブリッドの3モデルを発売している。
単に「PCX」と呼ぶ場合は、125ccモデルを指す。
初代
2010年発売。
排気量125ccの原付二種である。
同年にグッドデザイン賞を受賞。
生産はタイで、スクーターの世界戦略車として企画された。
そのため、日本では珍しい14インチの大径ホイールを装備している。
特徴としては、アイドリングストップとACGスターター(ダイナモがスターターを兼務する構造)をクラス初採用した点である。
これにより低燃費とスムーズな始動を実現。
後輪ブレーキレバーで前後ブレーキを同時にかけるコンビブレーキも、快適性に貢献している。
2012年には150cc版のPCX150も発売された。
二代目
2014年発売。
生産はベトナムに移管された。
灯火類がフルLEDになり、質感に磨きをかけた。
また、燃料タンクの容量拡大、時計・燃費計の装備、ハザードランプの装備など、実用性を向上させている。
三代目
2018年発売。
二輪の量産車として世界初のハイブリッド車であるPCXハイブリッドを追加した(125cc扱い)。
また、フレームをダブルクレードルに変更し剛性を高めた他、キーレス始動になった。
関連項目
中野千雨:ばくおん!!の登場人物。PCX150が愛車。初めは初代に乗っていたが、後にマーケティングの関係で三代目に乗り換えた。