概要
ガラル地方のポケモンリーグ委員長のローズが経営する大企業。ポケモンリーグの筆頭スポンサーである。
事業は建設業、保険業、航空業など多岐にわたっており、ローズタワーにはマクロコスモス関連企業が多く入居している。関連会社の一つマクロコスモス・コンストラクションはポケモンバトルが可能なエレベータの開発など高い技術力を持っている。マクロコスモス生命も存在するが、ポケモンバトルで負けた場合保険は下りない。
中盤でポケジョブの募集要項にも幾つか顔を出している。
送り出した後に所定の時間が経ってもポケモン達が戻らない所か、時間帯お知らせも削除されるブラック企業同然の行為を平然とやってのける……などという噂もある(ゲーム上の不具合である可能性もあり、真偽不明。真相を知っている方の追記お待ちしています)
ストーリーの終盤で敵対することになるので、ある意味では今作におけるもう一つの敵組織ポジションとも言えるが、今までの敵組織と違い「悪の組織」というわけではない。彼らは、あくまで単なる一企業でしかなく、構成員たちもそこに勤務するただの社員でしかないのだから(親記事は便宜的に悪の組織(ポケモン)に設定しているが)。戦闘中にも事あるごとに自社の製品の宣伝や勧誘を行うなど、職務に対して非常に忠実な者たちばかりである。
このため、ローズタワー内で彼らと本格的にバトルをする際に流れる楽曲も、これまでの悪の組織のBGMとは異なり、緊迫感や悲壮感漂う雰囲気は一切なく、どちらかといえば明るめでアップテンポの曲調になっている。
その敵対理由は、
ローズと打ち合わせする為にローズタワーに呼び出されたダンデを迎えに行こうとする主人公の邪魔。
……打ち合わせを妨害されたくないという理由自体は大分真っ当なのだが、その手段としてモノレールのカギを抜いたり、ポケモンバトルを挑んできたり、タワーのエレベーターを強制停止させたりと、大変大人げが無い。
この時邪魔をしてきたスタッフはオリーヴの部下であり、他のリーグスタッフと同じ格好をしているが、眼鏡が黒いのが見分けるポイントである。一連の妨害行為は彼女の独断に見えるがローズの意思とも取れるようなセリフもある。
前作のエーテル財団と違い、ヒラ職員も名前ありである。
所属スタッフは主にはがねタイプのポケモンを使用する。これは、ローズと共通する特徴である。
なのでダブルバトルをする時はホップのバイウールーが足を引っぱる。が、意外と「のしかかり」の麻痺を引いてくれるので、案外役に経つ時もある。
ちなみにマクロコスモスとは「大宇宙」の意味。その名の通りの巨大企業である。
また、ロケット・ギンガ・プラズマ・フレア・エーテルといったこれまでの悪の組織の名にあった宇宙モチーフも受け継いでいると言える。
冒頭で述べられているように、マクロコスモス自体は本来は悪事とは一切無縁の企業グループであり、一連の騒動が終結した後も存続し続け、ガラル地方の経済を支えている。
ローズの失脚後は、彼の後釜としてポケモンリーグ委員長になったダンデが代表職を兼務する形で引き継いでいる模様である。