設定(1998年時点)
- 年齢:21歳
- 身長:182cm
- 体重:83kg
- 血液型:O型
概要
アンブレラ社のバイオハザード(生物災害)対策のための私営部隊である「U.B.C.S.」デルタ小隊A分隊所属。階級は伍長。
入隊前は、インディオの血を引く若き傭兵で、南米某国で反政府共産ゲリラとして活動していた。政府軍に組織が掃討された後に、アンブレラ社からスカウトされて入隊する。
軽口が多いが情に厚く熱血漢。戦下で育ったためか、危険に自ら飛び込む勇敢さを持ち合わせている。しかし、まだ若年ゆえの弱さがあり、仲間の死や絶望的な状況で取り乱す部分がある。
傭兵時代の経験から戦闘技術は高く、銃火器の扱いはもちろんヘリ等の乗り物を操縦することができる。
『3』のリメイク版である『バイオハザード RE:3』ではデザインが大きく変更されており、黒崎武に似たワイルドな風貌となっている。
活躍
ラクーンシティでバイオハザードが発生した時は、生き残っている市民の救出任務に参加したが、想像絶する事態に部隊は壊滅し、自身も命からがら逃げ惑っていた。そこで、ジルと遭遇する。当初は、アンブレラ社の人間とのことで警戒されていたが、街から脱出するために協力し合うことになる。
その過程で、(ルートによって)ゾンビ化しそうになる仲間から頼まれて不本意に射殺したり、「U.B.C.S.」の隊員達がアンブレラ社の実験データのためのモルモットに過ぎないと知る等、徐々に弱気になっていくが、ジルに喝を入れられる。
その後、T-ウイルスに感染したジルを助けるため単身でラクーン病院に向かい、そこの医師達が遺したデータの資料をもとにワクチンの精製に成功し、ジルを助ける。
最後に辿り着いた処理場では、ジルの元同僚のバリー・バートンから発信された無線通信を受信して発煙筒を焚き、ヘリコプターを誘導してラクーンシティから脱出する。
その後の行方は不明だが、アンブレラ社に対して怒りの念を持っている。
実写映画
実写映画では原作通り「U.B.C.S.」に所属しているが、そこでは小隊長を務める中年男性になっている。しかも、原作では上官だったニコライ・ジノビエフが部下になっている。
ラクーンシティでゾンビと戦うも敗れてニコライとユーリ(後にゾンビ化してニコライが射殺)と共に逃げ惑う中、味方のヘリが自分達を見捨てたのを見て、自分達は捨て駒に過ぎないことに気付き、ニコライと離反を決意。
小学校でニコライが死亡するがアリス達と合流し、無事にラクーンシティを脱出する。
こちらは演じる俳優の関係もあってかクリス・レッドフィールドに近い容姿であり、ノベライズ版では東テキサス出身で高校卒業後に空軍に入隊、その後アンブレラのセキュリティ部門にスカウトされて現在に至るという明らかにクリス本人を意識した前歴が描かれている。
登場する作品
バイオハザードⅡ アポカリプス
バイオハザードⅢ
バイオハザードⅤ リトリビューション
関連タグ
バイオハザードシリーズ BIOHAZARD3 LAST ESCAPE ジル・バレンタイン RESIDENTEVIL 傭兵