「アナタが見下し踏み付け弄んできたものに、アナタは今日敗れる……!!」
cv佐倉綾音
概要
長年謎だったネロの本来の姿。500年前にクローバー王国の王子・ルミエルに仕えていた奉公人。
当初は例に漏れず傲岸不遜な王族だと考えていたが、魔力の有無を問わない人々の役に立つ魔道具を模索していた。その気さくな人格に惹かれ、段々と尊敬し始め『封緘魔法』と言う役に立ちそうもない魔法も可能性があると言い、国民の為に尽くしていた(ネロから変身した時の黒い服もルミエルの造った魔道具)。
やがて魔力を溜めこむ魔道具“燕紋(スワローテイル)〟を創造するも平等と平和の為に使用されるものだと、信じてやまなかった。
だが、現世への受肉を企てた悪魔によって利用され、エルフから魔力を奪い、人の王族は欲に溢れこれを契機にエルフは人間に復讐を誓う。後に魔道具は魔神と化したリヒトを止める為に用いられる。
悪魔と瀕死だったルミエルに魔石を使って封緘魔法を行使。悪魔は封印され、王子は魔神の上で石像となったが、代償として、魔石の力は悪魔に分散された挙句500年の間、鳥の姿へ変わり、リヒトの五つ葉の魔導書を見守り続けながら*アンチ魔法を宿す剣を扱う少年>アスタ(ブラッククローバー)]]を目を付け、彼を導いた。
白夜の魔眼との抗争を経て魔石を全て集め人間へと戻り、悪魔との終戦へと参加する。
討伐後は、正式に黒の暴牛団員として認められるが、呼び方はネロのまま。
封緘魔法
「物を開け閉めするだけの魔法」と彼女は言っていたが、ルミエルと共に進化させ、どんな封印も解き放つ魔法となった(魔法による拘束さえほぼ全て無効化可能)。加えて、感覚などの封印でもないものも開け閉めすることが可能。
因みに、22巻以降は鳥の姿でも人間の姿でも自在になれる模様。
〝逆解(さかとき)〟
封印を開ける魔法。彼女が主に用いる。どんな家にも侵入し放だ……。
〝囹永(ひとやながえ)〟
悪魔を封印した魔法。しかしこちらは魔石を使って行った魔法なので、恐らくはもう使えないと思われる。
〝憂瞑(うれいつむり)〟
回復魔法。傷口を閉じてダメージを封じる。封じるだけなので、痛覚は後に起こる。
〝湉牢・幽ノ刻橋(てんろう・かすかのきざはし)〟
回復魔法。詳細は不明だが、恐らく憂瞑の上位魔法だと思われる。
余談
アニメのエンディング「New page」では見事主役を飾り、セクレの可愛さから、人気が急上昇。アスタの事を(ユノを除けば)最も近くで見ていた存在として、メインヒロイン等と呼ばれている。